チャンス・ザ・ラッパーが地元シカゴで開催 『ゲット・アウト』トークセッション映像

写真拡大

 現在上映中の映画『ゲット・アウト』より、監督・キャスト登壇のトークセッションの模様が公開された。

動画はこちら

 本作は、『ザ・ギフト』『ヴィジット』のジェイソン・ブラムが製作を務めたサプライズ・スリラー。ニューヨークに暮らす写真家クリスが、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待されたことから巻き起こる恐怖の密室劇を描く。

 今回公開された映像は、本作を大絶賛したミュージシャンのチャンス・ザ・ラッパーが、地元シカゴで開催した、監督・主要キャスト登壇のトークセッション上映会の模様だ。

 主催者でもあるチャンス・ザ・ラッパーが開口一番「最高だったよ! 想像の上を行ってて、ガツンときた」と本作を大絶賛。ピール監督は「オバマが大統領に選ばれてニセの脱・人種差別時代になった。黒人大統領が誕生すれば解決した? みんな知ってる、人種差別はなくなってない。人種差別というモンスターはしばらくの間、水面下でくすぶってた。だからこの映画は元々そのことを訴える手段のつもりだった」とオバマ時代の脚本執筆を振り返りつつ、「だが今は完全に時代が変わった。本作がこの瞬間に導かれた軌跡を思うと興味深いよ。今ほど本作に合ってる時代はないんじゃないかな」と、トランプ時代の劇場公開というタイミングの妙について語った。

 さらに、クリス役を演じたダニエル・カルーヤは「俺の気持ちを代弁してくれてた。白人の中に入ると疑心暗鬼になるんだ」と自身が演じた役柄との共通点を語り、ローズ役を演じたアリソン・ウィリアムズも「観る人を怒らせたり議論を巻き起こす役に挑戦したいと思ってた」と役柄への興味を語った。最後に、ピール監督は「人間としてひとつになれる何かを世界はいま必要としてる。本作が集団的(コレクティブ)で創造的(クリエイティブ)な浄化(カタルシス)になることを期待してるよ。トレードマークはCCC だ」と締めくくっている。(リアルサウンド編集部)