9日、訪韓したトランプ米大統領が非武装地帯の視察をキャンセルした問題をめぐり、中国・観察者網は「韓国ネットもメディアも中国に責任を押し付けた」とする記事を掲載した。写真はトランプ大統領。

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2017年11月9日、訪韓したトランプ米大統領が非武装地帯(DMZ)の視察をキャンセルした問題をめぐり、中国・観察者網は「韓国ネットもメディアも中国に責任を押し付けた」とする記事を掲載した。

7日に韓国入りしたトランプ大統領は8日午前、ヘリコプターでDMZを訪問しようとしたが、霧の影響を受け視察見送りを決めた。記事によると、中国のネットユーザーからは「韓国人はこの責任を中国のスモッグに押し付ける」との声が寄せられたが、実際に韓国ネット上には「きっと中国のせい」といった書き込みが見られたそうだ。

さらに、大手を含む韓国の複数のメディアが「当日は中国内モンゴル自治区からの砂ぼこりが濃霧に混じり、視界を悪くさせた。そして最終的にトランプ大統領のヘリコプターは着陸できなかったのだ」と報道。うち、朝鮮日報は韓国気象庁の話として「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の乗った機体は午前7時1分、トランプ大統領の機体は同43分に離陸した。当時、大した風は吹いていなかったためトランプ大統領の機体が着陸困難となった原因は視界にある」と説明し、「視界に影響を与えたのは霧と内モンゴルから飛来した砂ぼこり。どちらが視察見送りの主な原因となったのか現時点では不明だが、確かに影響は与えている」などと報じたという。(翻訳・編集/野谷)