福田真未、賞金シード入りへ最高のスタートだ(撮影:鈴木祥)

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<伊藤園レディスゴルフトーナメント 初日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード・パー72)>
気温19度。11月の暖かな日差しが選手たちを包んでいた。その中にあって、フェアウェイで太陽のスポットライトが照らされたのは福田真未だった。
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インコーススタートの福田は、前半5バーディ、後半2バーディ。18ホール通してノーボギーの7アンダーでラウンド。見事首位タイに躍り出た。公認競技ではツアー史上最長の18ホール6,741ヤードになり苦労する選手が多い中、福田にとっては逆に良かった。
「今年は4ホールで距離が伸びて、私にとっては攻めやすくなりました。昨年までなら刻まなければいけなかったティショットがドライバーで打てるようになったり。今日は曲げていましたけど……。いいスタートが切れたので、明日明後日も、とにかく集中力がとぎれないよう緊張感を持って臨みます」と福田。
福田は前週までの時点で、賞金ランキング58位。シード権獲得に一歩及んでいない。残された試合は、本大会と次週の「大王製紙エリエールレディス」2試合。なにがなんでも上位に食い込み、シード権獲得を決めたいという思いは強い。
実は今シーズン半ばに、福田はスイングの改造に取り組んだ。シーズン開幕当初は左へのミスが多く、左へ振り切ることが怖くなっていた。当然、球はつかまらなくなっていく。ミスを嫌がりインパクトを合わせるようなると、右へのミスも出始めた。「止まるボールを打ちたいという思いから、カットに振っていたんです。フェースが開いたまま、体だけが突っ込んでいました」
切り返しでフェースを閉じる動きをスイングに取り入れた。「ダウンスイングで胸を開かず、フェースを閉じて下ろすんです。左へ引っかけそうなイメージがありますが、怖がらずしっかり振り抜けば左へは行きません。閉じて下ろすから、右へのミスもなくなりました。まだまだショットは安定していませんが、確実に結果は出てきています」
練習ではいい球が出ている。だが、試合になると前の癖が出て、インパクトを合わせてしまうことがあるともいう。だがこの日は、18ホール、しっかりとスイングをコントロールできた。「明日からも、目の前の一打に集中していきます」と、笑顔で話す。
シード獲得圏内の賞金ランキング50位との前週までの獲得賞金額の差は、3,281,259円。本大会で一発逆転も可能な差額だ。初日、首位タイという、優勝だって狙えるポジションにいる。この状況が福田の背中を押し、明日は今シーズン一番のショットが見れるかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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