歯を磨くときに歯磨き粉を使っている人は多くいるでしょう。ですが歯磨き粉を使って歯を磨くことの方が、虫歯や歯周病を招きやすいとして問題視されつつあるのは知っていましたか?この記事では、歯磨き粉を使うことのメリットやデメリットについて見ていきます。歯磨き粉を使っている人は、自分の歯磨きのやり方を振り返ってみましょう。

歯磨き粉のメリットはフッ素が含まれていること

まずは歯磨き粉を使うことで得られるメリットから見ていきます。多くの歯磨き粉には「フッ素」と呼ばれる成分が含まれていて、これは歯磨き粉を使うからこそ得られるメリットです。フッ素とは、虫歯で溶け出している歯の再石灰化を促進する成分です。フッ素の含まれている歯磨き粉を使うと、歯の質を丈夫なものにして虫歯の予防につながるのです。

歯磨き粉のデメリットは"磨いた気"になってしまうこと

歯磨き粉のデメリットはいくつか挙げられますが、その中でも"磨いた気"になってしまってしまうことは大きなデメリットです。歯磨き粉を使うと、何も使わずに歯を磨いたときに比べて泡立ちがあります。歯が泡立つと「しっかり磨いた」という気になってしまい、満足に歯を磨いていないまま歯磨きを終えてしまうのです。そのため歯と歯のすき間についているプラーク(歯垢)をしっかり落とさないまま歯磨きを終えてしまうこともあって、虫歯や歯周病を招きやすくなります。

歯磨き粉に含まれる研磨剤は一長一短

歯磨き粉の中には、より効果的にプラークを落とすために研磨剤が含まれています。この研磨剤を使うことで、通常のブラッシングよりも綺麗に歯を磨くことができるのです。ですが研磨剤の力が強いために、歯磨き粉を使って歯を磨き続けることで歯が傷つく、というデメリットも生じます。特に強く力を入れて歯を磨いていると、研磨剤で歯の表面が傷つき、凸凹ができてしまいます。凸凹になった歯には新たなプラークがつきやすくなるため、研磨剤の入った歯磨き粉を使うなら力を入れずに歯磨きをするのが大切ですね。

歯磨き粉なしでも歯は磨ける

実際に、歯磨き粉を使わなくても歯磨きは可能です。歯磨き粉を使うときと比べて時間も丁寧さも必要ですが、歯を傷つけずプラークを落とせます。歯磨き粉を使わずに歯磨きをするときは、まずぬるま湯で口を軽くゆすぎましょう。それから歯ブラシで5〜10分程度、丁寧に磨いてください。鏡を見ながら歯磨きをすると、磨けている部分とそうでない部分が分かっておすすめです。歯磨きの後も、同じようにぬるま湯で口をゆすいでくださいね。歯磨き後に歯間ブラシを使うと尚効果的です。


writer:さじや