インドは政治的に微妙な関係にある中国。同じくインドと難しい関係にあるパキスタン。そうなると中国とパキスタンは自ずと仲が良くなる。ならば、パキスタン国内には友好国である中国製品があふれているかと思えば、必ずしもそうではないようだ。(イメージ写真提供:(C)muha/123RF)

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 インドは政治的に微妙な関係にある中国。同じくインドと難しい関係にあるパキスタン。そうなると中国とパキスタンは自ずと仲が良くなる。ならば、パキスタン国内には友好国である中国製品があふれているかと思えば、必ずしもそうではないようだ。

 中国メディア・今日頭条は5日、パキスタン人から見た中国ブランドと日本ブランドについて論じた記事を紹介した。記事は「パキスタン人は長きに渡って日本ブランドは品質が素晴らしいと認識してきた。ほぼすべての日本ブランド製品を熱愛しており、日用品から家電製品、さらにホンダやトヨタなどの自動車まで人気である。特に自動車市場では、日本企業がほぼ100%のシェアを獲得している」とした。

 一方で、パキスタンには中国製の低品質製品が充満していると指摘。これらはいずれも輸入業者が中国市場で流通している低価格品を選んで中国市場から輸入したものであり、それはパキスタン市民の購買力も関係していると説明した。ただ、中国の良質企業がパキスタン市場を開拓し始めて現地工場を建設するようになり、現地人の中国製品の品質に対する認識が少しずつ変わり始めており、その代表的なブランドはハイアールだと伝えている。

 記事は「パキスタン市場で本当に理解できないのは、パキスタン人が高額で何度使いまわされたかわからないような日本の中古車を買うのに、新品かつ低価格な中国の自動車を買おうとしないことだ。家電や携帯電話以外の中国ブランドがパキスタン人のイメージを向上させるにはかなり時間が必要なのかもしれない」とした。

 自動車は特に使用者や歩行者の安全や生命に直結するアイテムであり、簡単に買い直せる金額でもない。それだけに、一度ついたネガティブなイメージを払拭してポジティブに変えていくには相応の時間と努力が必要なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)muha/123RF)