防弾少年団、EXO、TWICE…2017年アルバム売上数から予想するK-POP“音楽賞レース”の行方

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すっかり冬の匂いが漂い始めたこの頃、話題に上り始めているのが、年末年始にかけて繰り広げられる音楽賞レースだ。

日本と同様、韓国にもアジア最高の音楽授賞式と位置付けられている「Mnet Asian Music Awards」をはじめ、様々な音楽賞が存在する。

昨年はEXOと防弾少年団、TWICEが各賞を総なめしたが、今年はどのK-POPアーティストが受賞するか気になるところだ。

その結果を予想するうえで一つのヒントとなるのがアルバムの売り上げ枚数だろうが、「韓国版ビルボード」と呼ばれるガオンチャートが今年7月7日に発表した上半期売上ランキングが興味深い。

ボーイズグループの勢いが目立つ結果に

上半期売上ランキングで5位にランクインしたのは、日本でも人気急上昇中のガールズグループTWICEだった。

今年2月に発売した『TWICEcoaster:LANE 2』が、26万2904枚を記録している。

また、TWICEは、5月に発売した『SIGNAL』も、26万4989枚を売り上げて4位に入っている。
ちなみに定価1万7000ウォンから計算すると、売上額はそれぞれ約44億7000万ウォン(約4億4700万円)、約45億ウォン(約4億5000万円)に上る。

日本で韓流ブームを再燃させた一方で、本国でも支持を集めていることが伝わってくる結果だろう。

ただ、ベスト5に入ったガールズグループはTWICEただ一組で、ベスト3はすべて、ボーイズグループが占めていた。

3位は、13人組グループSEVENTEENの『SEVENTEEN 4th Mini Album ‘Al1’』。

販売枚数は32万2553枚で、売上額は約54億8000万ウォン(約5億4800万円)と推定される。この売上には、3種類のCDが発売されたことも関係しているかもしれない。
(参考記事:韓国に浸食した“AKB商法”でK-POPアイドルのCDが爆売れ中!? “CD市場”の日韓比較

そして2位は、33万680枚を販売したGOT7のミニアルバム『FLIGHT LOG : ARRIVAL』。売上額に換算すると、約51億3000万ウォン(約5億1300万円)を売り上げた。

2位と僅差での勝利となったが、GOT7はこの上半期、K-POPグループとして史上初めてタイ4都市でのツアーを成功させるなど、アルバムセールス以外でもその活躍は目覚ましかった。

1位は320億ウォンも売り上げた!?

1位に輝いたのは、今もっとも勢いに乗っているボーイズグループ。

BTSこと、防弾少年団だ。

2月に発表した『YOU NEVER WALK ALONE』が、2位の倍以上となる72万8417枚の売上を記録してトップに立った。

定価1万5000ウォンから4万4000ウォンまで3種類のバージョンが用意されていたが、売上額は最大で約320億5000万ウォン(約32億500万円)に上ったと推定される。

しかも防弾少年団は、昨年10月に発売した『WINGS』(28位)、『Young Forever』(31位)にランクインしたことをはじめ、過去作品もトップ100に入っていた。

圧倒的な人気を見せつけたわけだが、防弾少年団の勢いは下半期も止まらなかった。

例えば9月の月間チャートを見ると、同月18日に発売した『LOVE YOURSELF 承 `Her`』が売上120万枚を突破して1位を獲得。翌月には130万枚を超えている。

もっとも、7月にはEXOの『THE WAR - The 4th Album (Korean Ver.)』が80万8655枚で1位、8月にはWanna Oneのデビューアルバム『1X1=1(TO BE ONE)』が70万4616枚でトップを飾っていただけに、防弾少年団の“一人勝ち”とはいかないかもしれない。

総じて言えることは、今年はガールズグループよりもボーイズグループの勢いが勝った1年だったということだろうか。

いずれにしても、今年も関心が集まる年末年始の音楽賞レース。どのアーティストが受賞をするか、今から注目したい。

(写真提供=SPORTS KOREA)