マルハニチロが20〜59歳の男女1000人を対象に実施した「魚(とと)の日に関する調査2017」で、「恋愛において、魚をキレイに食べられる人はポイントが高い」と考える人が全体の55.0%、女性では63.4%に上ることが判明。また「パートナーがやっていると幻滅してしまうと思う魚の食べ方」について「食べ残した骨や皮がお皿に散乱している」「身がほぐれていないと食べられない」「身が取りやすいところしか食べない」がトップ3を占めました。これに対し、SNS上では「きれいに食べられる自信がない」「汚い食べ方の人は本当に無理」「外食で焼き魚出てくると緊張する」などさまざまなコメントが寄せられています。

 そこで今回は、今さら聞けない「魚のきれいな食べ方」について料理研究家の麻生怜菜さんに聞きました。

小骨や薄い皮は無理ない範囲で食べる

 まず、魚を食べる際の箸使いの基本は、「背骨に沿って箸を入れる」→「身の上半分を食べる」→「肝の部分を皿の端へ寄せる(食べてもよい)」→「身の下半分を食べる」→「裏返さずに背骨を取る」→「背骨の下の身を食べる」となります。

 人によっては、迷ってしまうのが「皮や骨もできるだけ食べたほうがよいのか」ですが、麻生さんによると、食べても問題なさそうな小骨や薄い皮は、無理のない範囲で食べてもオーケー。ただ「小骨を一度口に入れてから出すと見た目が良くないので、食べられないと思ったら箸で小骨を取り除き、端へ寄せておくのが無難です」。

 食べるのが難しい魚と、上手に食べるポイントは以下の通りです。

【鯛】

 基本はサンマと一緒ですが、背骨付近の身に鋭い小骨がたくさん付いているので、小骨を除いてから食べることをオススメします。

【鮎】

 しっぽを前後左右にねじり、骨抜きの邪魔にならないように折る→身を箸で抑えて揉みほぐす→頭の部分をしっかり持ち、中骨を一気に引き抜く(※ヒレが気になる場合は取って食べてもよい)。

「かつては、魚の骨などは皿に残しておかずに、懐紙に包んで持ち帰る文化がありました。現代でも、格式のある和食を食べに行く場合などは懐紙を携帯し、持ち帰らないまでも、骨などの残り物を懐紙に包んで皿の端に置くなどの気配りがあると、食べた後の見た目も美しくなります」

(オトナンサー編集部)