J2降格圏低迷の広島、ラスト3試合を前に声明「必ず残留をつかむ」

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 サンフレッチェ広島は10日、「サンフレッチェ広島 ファン・サポーターの皆さまへ」と題した声明を公式HPに掲載した。

 2012年からの4シーズンで3度、J1制覇を果たした広島だが、今季は低迷している。明治安田生命J1リーグ第31節終了時点で6勝9分け16敗。勝ち点「27」でJ2降格圏内の16位に沈み、残り3試合に臨む。15位のヴァンフォーレ甲府とは1ポイント差で、逆転でのJ1残留を果たす可能性は十分に残っている。

 株式会社サンフレッチェ広島の代表取締役社長を務める織田秀和氏の署名入りで記された声明の内容は以下のとおり。

「いつもサンフレッチェ広島に熱いご声援をお送りいただき、誠にありがとうございます。2017シーズンは、残すところわずか3試合となりました。しかし、現在チームは16位とJ2降格圏に位置しております。皆さまから力強い後押しを受けながらも、ご期待に応える結果を出すことができておらず、深くお詫び申し上げます。ファン・サポーターの皆さまからは厳しいお言葉も数多くいただいておりますが、これもすべて、サンフレッチェ広島を愛していただいているからこその想いであると、真摯に受け止めております」

「シーズン序盤の成績を受けて、7月中旬に監督交代に踏み切って以降、現在はクラブのOBでもあるヤン・ヨンソン監督が指揮を執り、夏の登録期間(ウインドー)では丹羽大輝選手、パトリック選手らを補強し、チームの再構築に取り組んで参りました。その結果、一時は降格圏を脱出するなど浮上の兆しを見せたものの、10月は首位を独走する鹿島アントラーズを始めとした上位チームとの対戦で3連敗を喫し、再び降格圏に戻ることとなりました」

「そのような状況の中、残り3試合はクラブの未来がかかった非常に重要な戦いとなります。全身全霊を尽くして戦い、J1残留を果たすことが私たちの責務であると強く認識しています。勝利をつかみとるために、今一度、選手・スタッフ、フロントが心を一つにし、日々の練習から強い気持ちで臨んでいく所存です」

「私たちは、最後の1分1秒まで残留を信じて戦い抜きます。ぜひ、ファン・サポーターの皆さまもスタジアムに足をお運びいただき、ピッチの上で死力を尽くして戦う選手たちを、後押ししていただけないでしょうか。紫に染まったスタジアム、やむことなく続く拍手、声援は、苦しいときに一歩でも多く、一歩でも速く前に進もうとする選手たちにとって、何ものにも代えがたいエネルギーとなります」

「サンフレッチェ広島を愛する皆さまのすべての想いを束ねて、自分を信じ、仲間を信じ、必ず残留をつかみ取りたいと思いますので、どうか私たちに皆さまの力をお貸しください。応援をよろしくお願い申し上げます」

 広島の次節は18日、第32節でヴィッセル神戸とのアウェイゲームだ。同日には15位・甲府と18位・アルビレックス新潟の直接対決も予定されている。ライバル同士の対決が組まれているだけに、広島としては是が非でも勝ち点3を掴みたいところだ。そして第33節ではFC東京とホームで、最終節(第34節)では柏レイソルとアウェイで対戦する。果たして、広島はJ1残留を果たすことができるだろうか。