8日、環球時報は、中国人の「爆買い」によって日本の赤サンゴが絶滅の危機に瀕しているとして、今後日本政府が輸出量を制限する可能性があるとする、日本新華僑報網・蒋豊編集長による記事を掲載した。写真は赤サンゴ。

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2017年11月8日、環球時報は、中国人の「爆買い」によって日本の赤サンゴが絶滅の危機に瀕(ひん)しているとして、今後日本政府が輸出量を制限する可能性があるとする、日本新華僑報網・蒋豊(ジアン・フォン)編集長による記事を掲載した。

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記事は「近年、日本の赤サンゴを使ったネックレスやブレスレットが中国本土や台湾の人々の人気を集めている。価格が上昇、捕獲量も増加しており、絶滅の危機に瀕しているとの指摘も出ている。2004年には68トンに満たなかった日本の赤サンゴ輸出量は14年には1万1400万トンにまで急増した。その71%は中国に運ばれて販売されており、大量購入によって赤サンゴの価格は05年から14年までに10倍上昇した」と伝えている。

また「日本を訪れる中国本土や台湾の観光客の購買力にも日本の業者は度肝を抜かれている」とし、昨年、1500人の中国人観光客を乗せて上海からやってきたフェリーが赤サンゴの有名な産地である高知新港に停泊し、船から降りてきた観光客が100万円相当の赤サンゴを「爆買い」した出来事を紹介した。

記事は「日本政府は赤サンゴの『爆買い』に対してすでに強い危機感を示しており、今後捕獲の制限といった厳しい措置を取る可能性もある」と指摘。「昨年開かれたワシントン条約第17回締約国会議ではサンゴ保護の重要性が強調された。宝石用サンゴがもし同条約に盛り込まれれば、その輸出入には政府の許可が必要になる。日本政府がサンゴの減少を防ぐために、輸出量に上限を設ける可能性もありそうだ」としている。(翻訳・編集/川尻)