「重みのある言葉をいただいた」 100試合の偉業へ、長友佑都が感謝した4選手とは?

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100試合出場の大台を前に、現役4選手を名指し「いろんな話をしてくれました」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、10日の国際親善試合ブラジル戦でプレーすれば、代表通算100試合出場の大台に到達する。

 「意味があったなと思える試合にしたい」と本人も意気込むなか、「重みのある言葉をいただいた」と4人の現役選手に感謝の意を示した。

 現在99試合に出場し、3ゴールの長友はブラジル戦で先発濃厚と見られており、メモリアルゲームとなる可能性が高い。長友自身は「普段と変わらない。100試合というよりもブラジルと対戦できる喜びが強いですね」と語り、記録よりも強敵と対戦できる喜びを滲ませた。

 その一方で、ここまでの道のりを振り返った長友は、現役選手4人を名指しすると、感謝の言葉を残している。その相手とは、MF中村俊輔(ジュビロ磐田)、MF中村憲剛(川崎フロンターレ)、MF遠藤保仁(ガンバ大阪)、DF中澤佑二(横浜F・マリノス)だ。いずれの選手も代表で長らく共闘し、中澤とは最終ラインを形成。残る3人のMFからはパスを多く供給してもらった間柄だ。

 長友は「中村俊輔さん、中村憲剛さん、遠藤さん、佑二さん。昔、『サッカーというものは…』と、いろんな話をしてくれましたけど、その当時はよく分からなくて、それを聞いても自分は前に行くだけで、何も考えずにやっていました」と、はにかみながら当時を回想する。

先輩たちの言葉が「パズルのように…」

 長友が代表デビューを飾ったのは、岡田武史体制下で迎えた2008年5月24日の国際親善試合コートジボワール戦だ。そこから一気に頭角を現し、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では全4試合に左サイドバックとしてフル出場。その活躍が認められて、イタリアのチェゼーナ移籍が実現した経緯がある。2011年1月からイタリアの名門インテルでプレーし続け、2014年ブラジルW杯も全3試合にフル出場した。

 今や日本随一のサイドバックへと成り上がった長友だが、経験が深まった今だからこそ、先輩たちの言葉が一層身に染みると明かす。

「その方たちの言葉が、今はパズルのようにつながってきている。すごい重みのある言葉をいただいていたんだなというのを、改めて振り返ると思いますね」

 長友が成長を遂げた背景には、日本サッカー史を彩る偉大な4人の存在があったようだ。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images