これまで日本代表を牽引してきた長友 photo/Getty Images

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現在欧州遠征を行なっている日本代表は10日、フランスのスタッド・ピエール・モーロワでブラジル代表と相見える。この国際親善試合で、インテルに所属するDF長友佑都が偉大な記録を達成するかもしれない。

これまで何度もインテル退団の噂がなされるも、その度に不屈の精神で這い上がってきた長友。今季も所属クラブはブラジル人DFダルベルト・エンリケを新戦力として獲得したが、新指揮官ルチアーノ・スパレッティのもとで左SBのレギュラーポジションを確保したのは長友であった。セリエA第12節を終えた時点で10試合に出場し、好調をキープしている。そんな中で迎える欧州遠征。ロシアW杯で優勝候補と言われるブラジル代表とベルギー代表を相手に、どれだけやれるかが見ものだ。

そして、ブラジル戦でピッチに立つことができれば、長友は2008年5月に行われたコートジボワール戦でA代表デビューを飾って以来、通算100キャップを記録する。偉大な節目を前に、自身の公式Twitterへ感謝の意などを綴った。

「明日ブラジル戦に出場すれば日本代表キャップが100試合に到達する。個人の成績として賞賛されるけど、僕自身は、僕をはじめて代表に呼んで下さった岡田さん、歴代の代表監督、中村俊輔さんをはじめとする先輩方、チームメイトのおかげでここまで来れたと思っている。感謝の心を胸に戦いたい」

長友はブラジル戦に出場し、偉大な記録を達成することができるのだろうか。節目の試合で、是非とも素晴らしい結果を残してもらいたいものだが、はたして。