嵐、「Doors 〜勇気の軌跡〜」楽曲の特徴は? ドラマ『先僕』とのリンクから注目ポイントを探る

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 嵐が11月8日、53枚目のシングル『Doors 〜勇気の軌跡〜』をリリースした。発売初日に約32.06万枚を売上げ、オリコンデイリーシングルチャートで1位を獲得。前作『つなぐ』を約9.6万枚も上回る好スタートをきった。そして、今夜『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、生放送でのパフォーマンスが披露される。そこで「Doors 〜勇気の軌跡〜」の魅力と今夜の見どころについて、芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

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「同曲は、櫻井翔さんの主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の主題歌。櫻井さん演じる商社営業マンの鳴海が、グループ傘下の私立高校に校長として出向し、慣れない教育現場で奮闘するという物語です。教師たちとの間に大きな溝ができてしまったり、 生徒たちに翻弄されたりと、なかなか一筋縄ではいかないことばかり。“社会に出て勉強なんて役に立つの?”なんて、ドキッとする質問も飛び交います。自分ならどう答えるか……と、鳴海と一緒に考えさせられることも少なくありません。そんなドラマにおいて、この曲は鳴海がストレスを抱えて逃げ込んだ保健室で飲むジンジャーカモミールティーのように、 聞く人の心にじんわりと染みる温かいミディアムバラード。私も、あのイントロが流れるとスーッと癒されます(笑)」

 多くのドラマがオープニングとエンディングで異なる楽曲を流しているが、本作では双方で「Doors 〜勇気の軌跡〜」が起用されているのも特徴的だと佐藤氏は続ける。

「ドラマでは毎回、鳴海の前に一つずつ壁が立ちはだかります。オープニングとして流れてきたときには、理想は遠いように見えるけれど、もう少し頑張ればきっと……と、勇気づけてくれる。一方エンディングでは、少しずつ味方が増えていく鳴海と重ねて、どんなに苦しく感じてもひとりじゃない……と、希望を持つことができる。個人として奮起する場面と、 周囲とつながる喜びを実感する瞬間。ドラマの展開とリンクして、小さな一歩を様々な角度から応援してくれている曲です」

 11月4日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、一足先に同曲のパフォーマンスがテレビ初披露された。光るドアのセットを前に、真っ白な衣装に身を包んだメンバーが踊る姿が話題となった。

「バラードではありますが、細かなステップ、歌詞に連動した手の振りなど、丁寧に作り込まれたダンスで見応え充分でした。イントロを歌う二宮和也さんに始まり、ソロパートも充実しており、一人ひとりの歌声をしっかりと感じられるのも、この曲の魅力です。そして、櫻井さんのソロでは<未熟な季節>という歌詞が今回のドラマを彷彿とさせます。続く<それが遥かな物語に>で、松本潤さんのハモリと重なり、5人パートに入ると、“1人で頑張るときも孤りじゃない”と、ソロ活動に奮闘する櫻井さんにエールを送っているようにも聞こえました。それはきっとこの曲を聞く全ての頑張っている人たちにとっても同じでしょう。嵐の歌声はいつだってそっと寄り添って背中を押してくれる。今夜の『ミュージックステーション』は、そんな癒やしをもらえるひとときになりそうですね」

 聞くタイミングによって、様々な角度から心を温めてくれる同曲。週末の夜、ジンジャーカモミールティー片手に嵐のパフォーマンスを楽しむ。ドラマの世界観に浸りながらダブルで癒やしを感じる、ご褒美タイムにしてみてはいかがだろうか。(竹上尋子)