「履歴書に載る経歴のために仕事をするのは、セックスを老後の楽しみにしようと取っておくことと同じことだ」。

ウォーレン・バフェットのこんな名言を使って、TEDxの観客の心を掴んだプレゼンターがいた。『LIVE YOUR LEGEND』の創設者であるスコット・ディンズモア。

彼は、「世界に影響を与える偉大な仕事をする」と意気込んで、フォーチュン500に名を連ねる、スペインで有名な企業に入社した。ところが、毎日パソコンに向かい忙しい日々を送っている間に、当時の志は元気を失っていくばかり。その代わり、このままでいいのだろうか?今の仕事は、本当に心から望んでいるものなのだろうか?という問いが、心の中で大きくなっていったと言う。

いまの仕事を、愛していますか?

ありきたりではあるけれど、同じような悩みを抱えている人は、やっぱり多いのではないだろうか。誰にでもそういう時期はあるだろうし、そこを努力して乗り越えて、会社の中で価値を出していくべきだという意見もわかる。その疑問に「退職すること」で答えを出すひとも、「踏ん張ること」で答えを出す人もいる。

スコットの場合は後者で、彼は仕事をやめ『情熱的で世界を変える仕事をしていて、毎朝やる気に満ちて目を覚ます人』と、『朝が絶望的に感じる人』との違いは何なのかを明らかにするために動き始めた。

彼を突き動かす要因となったひとつに、“80%”という数字がある。これはアメリカで行われた調査結果で、「仕事が楽しくない」と答えた就業者の割合だった。

大手企業から無職の道を選んだのち、TEDxの舞台に立つまでに彼は一体何を掴んだのか。私の口からそれを説明するのではなく、ぜひ彼自身から贈られる言葉に耳を傾けてみてほしい。

決断できずに迷っている、すべての社会人へ。

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感情のままに生きるのが、
いつのまにか怖くなっている。

なにも珍しいことではない。大人になるたびに、「好き」だけで決断できる状況は減っていくだろう。責任と感情に挟まれながらも、上手に折り合いをつけるスキルをつみ上げていく。それを“悪”だなんて、誰にも言い切ることはできない。

けれど、「好きなことを仕事にするには何が必要か」が、具体的にわかっていたらどうだろう。

スコットは、<好きで働くひと>を増やすために自分で会社を立ち上げたけれど、4年間まったく芽が出ずに、大手企業を辞めたことを馬鹿にされてきた。けれど挑戦し続けて、この“3つのステップ”を生み出したのだ。

最後に彼は、まっすぐな瞳でこの質問をあなたに投げかける。

「あなたが、心の底からしたい仕事はなんですか?」

今見えなければ、見つけに行けばいいのです。好きなことのために、命の時間を費やしてください。

Reference:TEDx
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