大阪湾の沿岸から5キロ離れた人口島に作られた関西国際空港。騒音対策のためにこの形になったとされ、すべてが人口島からなる海上空港としては、世界初の試みとなった。中国メディアの今日頭条は5日、日本を代表するこの海上空港について紹介するとともに、独特の問題点や中国で流れているうわさに関する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 大阪湾の沿岸から5キロ離れた人口島に作られた関西国際空港。騒音対策のためにこの形になったとされ、すべてが人口島からなる海上空港としては、世界初の試みとなった。中国メディアの今日頭条は5日、日本を代表するこの海上空港について紹介するとともに、独特の問題点や中国で流れているうわさに関する記事を掲載した。

 関西国際空港は、もともと何もない海を埋立て造られた人工島であるため、問題や想定外のトラブルも多かったようだ。記事は、建設には非常な労力がかけられ、建設費用は1兆5000億円という超高額になったと伝えた。

 大きな問題の1つは、想像以上の地盤沈下だ。旅客ターミナルビルにある900本の柱について、記事は地盤沈下を防ぐための対策と紹介、しかし埋め立て開始から空港の供用までに11メートルを超える地盤沈下が発生しており、この事実に日本人は非常にやりきれない気持ちになっていると主張した。

 記事は次いで、日本沈没は昔から科学者によって予告されており、戦時中、また戦後にも旧満州へ多くの日本人が移住してきたのも日本沈没を見越してのことだったと主張。また、日本沈没が現実となった場合、どの国が土地を貸したいと思うかという調査がネット上で行われたが、一部の人権主義者を除いてほとんどの人が反対したと伝え、日本人は歓迎されないに違いないと主張した。

 日本沈没は中国で繰り返し唱えられている説だが、これほど非現実的な説を信じている中国人も少なからず存在するのが現実だ。それはさておき、空港では不同沈下を防ぐために様々な対策が取られており、900本の柱それぞれを自動的に計測し、定期的にジャッキアップするシステムなどがある。また、沈下そのものも収まってきていて、現在では年間7センチほどの沈下だと言われる。空港建設の際にも多くの問題を乗り越えてきた日本の技術力ならば、この問題も立ち向かいうまく解決していくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)