日々入れ代わりたち代わり、やってくる宗教の勧誘、消火器のセールス、新聞屋さん、某放送局の集金……。

筆者の場合、「消防署のほう(消防署ではない)から来ました」という消火器のセールスマン(ヤクザ風)に散々粘られ、

断ったらドアを蹴られたという経験があります(思い返すたびに頭にきますね!)。

またある日は、ドアを開けたら「手相の勉強をしてるんです。手相を見せていただけませんか?」

というおばちゃん2人が玄関に立っていて、最終的に高い壺を買わされそうになりました。

「引っ越してきたんですか? 部屋にテレビがないか確認させてください」と、

部屋に上がり込もうとした受信契約のセールスマンもいました。

も・う、う・ん・ざ・り!です。

地方都市に引っ越してからは、玄関のチャイムが鳴っても出ないようにしていたのですが、

ハンコが必要な郵便物があると、不在票を残して持ち帰られてしまうことが度々ありました。

ということで、映像付きのドアチャイム(インターフォン)を購入……したかったんですけど、どれも値段が高い! 高すぎます!!

そもそも、インターフォンに出ると、居留守してるのがバレちゃいますね。

そこで、身近にあったあるモノで、インターフォンに変わる「監視カメラ」を自作してみました。

■パソコン(PC)のWebカメラを使います

近頃は、ほとんどのデスクトップPCやノートPC、タブレットに「Webカメラ」が付いていますよね。

筆者はデザイナー御用達のMacユーザーなので、自宅ではiMacという、モニターと本体が一体型のPCを使っています。

ソフト(スマホ界隈では、アプリといわれてますね)は、「Photo Booth(フォトブース)」という、

PCのWebカメラを使って自撮りができるものがデフォルトでインストールされていたので、それを使いました。

Webカメラは、そのままだとモニター前の自分の顔くらいしか撮れません。

そこで、給料の大半を貢いでいるAmazonで検索し、安いWebカメラを購入。

選んだのは「iBUFFALO マイク内蔵120万画素Webカメラ HD720p対応モデル ブラック」(当時、定価2,873円が1,118円。今見たら、991円に値下げされていました)というものです。

性能よりも、安さ重視! 犯人の顔がはっきり分かるなんていう高性能なカメラは不要ですから(空き巣対策に使いたい方は、解像度の高いWebカメラを買ってください)。

それと、iPhoneなどスマホのカメラに取り付ける、魚眼レンズ。

広角レンズというものもありますけど、魚眼レンズの方が、見える範囲がぐんと広くなります。

魚眼レンズを瞬間接着剤でWebカメラのレンズに付けました

あとは100均で購入したUSBの延長ケーブル数本と、以前から持っている小さい三脚。

Webカメラが付いているPCは、通常、外付けのWebカメラを使うことができるので、

玄関や窓にカメラを置き、USB延長ケーブルを延ばしてきてPCのUSBポートに接続。

あとは、ソフトを開いて使用するカメラを、外付けのカメラに設定するだけです。

外付けのWebカメラを選択します

■実際に監視カメラを作動させてみました

百聞は一見にしかず、ですね。PCの画面を見ていただきましょう!

車接近中! 別途購入した魚眼レンズを取り付けたので、周囲が丸く歪みますが、より広く見えます(お向かいさん宅が映っているためモザイク処理しました)

PCで作業している時は、ウインドウのサイズを小さくして、PCの画面の隅で見ることもできます。

筆者は居留守派なため、トラックやバイクが家の前で停車する音が聞こえたら、Webカメラを起動します。

あらかじめ荷物が届く日が分かっていれば、配達時間前にカメラをオンにします。

PCで作業をしながら、カメラで外をチェックすることができます!

肝心のカメラはというと、使っていない三脚に本体のカメラをくっつけて、道路に面している窓辺に置きました。

カメラは外から丸見えですが、かえって監視カメラが置いてあるぞ!

ということがアピールできるので、不審者にとって効果があるかもしれません。

Webカメラ本体と三脚を紐で結んだだけの、簡単な作り

窓の外を眺める猫のような雰囲気です

外を見張ってる感じ

この監視カメラはUSBケーブルを長くすれば、家中どこにでも置くことができます。

キッチンに置いてお湯が沸くのを監視したり、風呂のお湯はりを監視したり、

別室でペットや赤ちゃんが何かしでかすのを見ていたりと、使い方は無限大。

インターフォンより安く、いろいろな用途に使えるため、

筆者の「あまり必要ないけど、あればあったで役にたつ(かもしれない)工作」の中では、なかなかの出来ではないでしょうか?

Macだけではなく、WindowsのPCでも、同様なことができます。

巷では、手持ちのスマホを監視カメラとして使うアプリがありました。

これは、留守宅でも仕事先から部屋を監視できたりするようですよ。

こちらは、またの機会に紹介したいと思います。