NBA1年目のマイケル・ジョーダン【写真:Getty Images】

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NBAの“登竜門”と言われるNCAA “神様”ジョーダンの伝説もここから始まった

 全米大学体育協会(NCAA)のバスケットボール2017-18シーズンが現地10日に開幕する。世界最高峰のリーグであるNBAの“登竜門”は、のちにスーパースターとなる逸材を数々輩出してきた。「バスケットボールの神様」と言われるレジェンドもその中の一人だ。大手メーカーのナイキがスターダムを駆け上がるきっかけとなった決定的瞬間を回想する動画を公式ツイッターに投稿し、往年のファンから注目を集めている。

 NCAAは北米四大スポーツに続く熱狂的なファンを持ち、毎年NBAに多くの選手を輩出してきたタレントの宝庫だ。シカゴ・ブルズで6度のリーグ優勝を果たすなど黄金期を築き、「エア」の愛称で親しまれたマイケル・ジョーダン氏もこの舞台からバスケ界の頂点へと上り詰めた一人。現在シャーロット・ホーネッツを務める同氏だが、遡ること35年、1982年のNCAAトーナメント決勝戦で沈めた劇的な決勝シュートから伝説は始まった。

 ナイキは「マイク・ジョーダンがマイケル・ジョーダンになった瞬間」と題してツイッターに動画を投稿。空中を飛ぶようにダンクを決める姿に乗せて、当時を知るノースカロライナ大のヘッドコーチ、ロイ・ウィリアムズ氏が「マイケル・ジョーダンは“マイク”だった。並外れたドライブと集中力を持つ若者だった」と振り返るコメントを紹介。そして、ジョーダン・ブランドの副社長であるハワード・ホワイト氏が「マイクのように勝つというのは、マイクのようにダンクし、マイクのように信じるということだ」と話し、1982年の“あの瞬間”へと続く。

「ザ・ショット」と呼ばれて語り継がれる伝説的なシュートに再脚光

 ジョージタウン大との決勝戦は、61-62と1点ビハインドで後半残り17秒。左コーナー付近でパスを受けた1年生のジョーダンは、ディフェンダー2人の上から打点の高い鮮やかなジャンプシュートを沈め、逆転勝利でチームをチャンピオンへと導いた。

 今でも「ザ・ショット」と呼ばれて語り継がれる伝説的なシュートだが、ジョーダンは動画で「(あのシュートを決めて)俺の名前は『マイク』から『マイケル・ジョーダン』に変わったんだ」とショットがもたらした影響力の大きさを語っている。

 再びNCAAの舞台から“バスケの神様”と呼ばれるような選手は生まれることを期待したい。