現役の成蹊大教授が授業にiPadしか使わない理由

写真拡大 (全5枚)

iPadってネットや動画を楽しむだけのものだと思っていませんか。でもiPadのポテンシャルはそんなものじゃありません。大学の講義のほとんどをiPadで行っているという成蹊大学の塩澤教授にiPadの活用術を聞いてみました。


大学の講義がiPad Proで一変!!
板書が進化しました



成蹊大学法学部 塩澤一洋氏
iPad歴 7年


民法と著作権法を教える成蹊大学法学部教授、政策研究大学院客員教授。
ブログ:https://scrapbox.io/shiology/

授業や会議の板書はすべてiPad Proで行なっているという塩澤さん。iPad Proで講義をするにはApple TVを介して画面をワイヤレスでプロジェクターやモニターに映し出します。これだけだと、大学で見かけるパワーポイントの講義とあまり変わりません。

しかし、iPad ProならApple Pencilで書き込めばそのままリアルタイムで表示されるので、まさに板書感覚。しかも、教室中を歩き回りながら板書できますね。その上、画像や映像資料、Webサイトの表示、Webサイトの画面をキャプチャして手書きで書き込んだり、PDFファイルに書き込むなども思いのままです。

「大学の授業の場合、先週、先々週といった過去の板書をそのままの形で再度投影して、復習などに活用できるのが最大のメリットです。さらに先週の続きを話す場合にも、先週の板書内容に書き加えることができます」と塩澤さん。



板書にはどんなアプリを使うのでしょうか? 実際に講義で使用しているのは「MetaMoJi Note」です。さらに、書いている内容をリアルタイムで他の参加者(受講者)の手元にあるiPhoneやiPadに表示したい場合は、「MetaMoJi Share」を活用。席が遠すぎて板書が見づらいといった悩みもMetaMoJi Shareで解決です。

MetaMoJi Note/MetaMoJi Share
作者名:MetaMoJi Corporation
価格:いずれも960円



アップル
Apple Pencil
実勢価格:1万2644円
対応機種:iPad Proシリーズ

チョークの代わりは高精度のApple Pencilです。塩澤さんは「板書をiPad Proで行うようになって数年、一切チョークやマーカーを触っていません。使える色や線の太さも無限だし、手が汚れないし、チョークの粉が室内を舞うこともなく、マーカーの匂いもない。クリーンな環境で授業や会議を進められます」とiPad ProとApple Pencilがもたらすメリットを教えてくれました。



アップル
Lightning -Digital AVアダプタ
実勢価格:5317円

Apple TVがなくてもライトニング端子の純正AVアダプタがあればHDMIケーブルを差すだけで、簡単にiPadの画面と音声をプロジェクターやモニターに映し出せます。iPadのデータを大画面に投影できるので、広いスペースの講義や会議にも活躍します。

iPadによる講義システムのメリットは便利さだけではありません。従来教室や会議室に用意されていたAV機器や書画カメラといった類がすべて不要になるため、コストも最小で済むそうです。

このように、iPad ProとApple Pencilは大学の講義風景を大きく変えました。iPadの真価を感じる活用法ではないでしょうか。


360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。