小松左京の警鐘と未来年表 話題の対談が電子書籍に

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 人口減少が止まらない中で、仕事や生活が人口知能(AI)でどう変わっていくのか、これからの日本はどうなっていくのか。文藝春秋11月号に掲載され話題になっている 「AIで『未来の年表』はこう変わる」 「『日本沈没』小松左京の警鐘が甦る」の2作品が、電子書籍オリジナルとして11月10日、配信される。価格は2作品とも200円(税込・電子書店によって異なる場合も)。

 「AIで『未来の年表』はこう変わる」は、人口政策、社会保障政策が専門で『未来の年表』などの著者、河合雅司氏と、AIに精通し『人工知能と経済の未来』の著者である井上智洋氏が、人口減少とAIの発達が日本をどう変えていくのかを語り合った“未来への処方箋”ともいうべき対談だ。超スピードで進む少子高齢化社会で、AIの発達は救世主になるのか、人間から仕事を奪うだけなのか、誰もが気になっている点を、専門家の視点で語った未来予想図だ。

 他方の「『日本沈没』小松左京の警鐘が甦る」は、『見果てぬ日本』で小松左京論を書いた小松ファン、片山杜秀氏が、小松左京の次男で父親の著作・資料を研究している小松実盛氏と、小松作品について語り合っている。トランプ大統領の当選で、「孤立化」するアメリカを予言した小説として『アメリカの壁』がメディアに取り上げられるなど、再び脚光を浴びている小松作品。科学的知識をもとに検証し、起こりうる危機を小説にしていた小松氏は、未来の日本の読者に何を伝えようとしたのか。二人が小松ワールドの魅力を語りつつ、作品の根底に流れる小松氏の思いを解き明かしている。