レッドブル・エアレースの2018年開催スケジュールが早くも発表されました。フランスで初開催されるほか、アジアの2ヶ所で開催予定という注目の日程です。

 2018年の開幕戦はおなじみのアブダビで、2月2日・3日に開催されます。そして4月21日・22日の第2戦は初のフランス開催。映画祭で有名な南部のカンヌで行われます。

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 フランスは世界エアロバティック選手権でも無類の強さを誇るエアロバティックの強豪国。レッドブル・エアレースにも、エアロバティックのフランス代表経験者がマスタークラスに3人(イワノフ選手、ルボット選手、ブラジョー選手)、そしてチャレンジャークラスに2人(アストル選手、ヴィーニュ選手)参戦中です。また、ハンガリーのジェネヴェイ選手も、もともとフランス代表入りを目指していたものの、選に漏れたためにもうひとつの国籍であるハンガリーでエアロバティックの代表になったという経緯があります。

 これに関して、フランスのニコラ・イワノフ選手はFacebookで「偉大な最初の……歴史的なフランス初開催の地はカンヌ!フランスのファンたちの前でレースをすることを楽しみにしています!」とコメントしています。また、同じくフランスのフランソワ・ルボット選手のFacebookによると、すでにカンヌではイワノフ選手のレース機レプリカと、エアパイロンが海岸に展示されているとか。現地の熱気が伝わってくるようです。

 そして5月のヨーロッパ開催(場所未定)の後、レッドブル・エアレースの「モナコグランプリ」とも言えるブダペスト(ハンガリー)大会は6月の23日・24日。そして8月4日・5日には最初のアジア開催(場所未定)が予定されています。8月25日・26日には、2017年に続きロシア連邦・タタールスタン共和国の首都カザン(ロシア語読み:カザニ)で開催。2017年は天候に恵まれませんでしたが、2018年は晴天のもとに開かれるといいですね。


 第7戦となる10月6日・7日は、大西洋を渡ってアメリカのインディアナポリス大会。モータースポーツの聖地での3回目のレースとなります。最終戦は11月にアジアで開催予定。日程、場所とも未定ですが、公式リリースでは「過去一度もレッドブル・エアレースが行われたことのない場所」とあります。果たしてどこになるでしょうか。

 筆者の個人的な予想では、5月のヨーロッパはフィンランドなど北欧(過去2008年にスウェーデンのストックホルム開催がアナウンスされ、キャンセルされたことがある)、8月のアジア開催は中国(おそらく上海か珠海、香港のいずれか)、11月のアジア開催はタイのリゾート地、パタヤ(本当の「空のF1」、Air Race 1 World Cupが近隣のウタパオ国際空港で2年連続開催中)が第一候補として交渉が進んでいるものと思われます。

 今回の発表では日本・千葉大会がカレンダーから外れてしまいましたが、まだこれで最終決定した訳ではありません。千葉市の熊谷市長はTwitterで「レッドブル・エアレースについては、千葉市開催に向けて実行委員会と一緒になって関係機関と協議を行なっている段階です。今回の発表には入りませんでしたが、引き続き調整を進め、千葉市で開催頂けることを期待しています。」とのコメントを発表しています。

 過去にも直前になって開催がキャンセルされ、代わりの開催地でレースが行われたことが多々あります。日本開催の希望は捨てずに、交渉の行方を見守りましょう。

レッドブル・エアレース2018年開催カレンダー

2月2日・3日 アブダビ(UAE)
4月21日・22日 カンヌ(フランス)
5月26日・27日 ヨーロッパ(開催地未定)
6月23日・24日 ブダペスト(ハンガリー)
8月4日・5日 アジア(開催地未定)
8月25日・26日 カザン(ロシア)
10月6日・7日 インディアナポリス(アメリカ)
11月 アジア(日程・開催地未定)

(咲村珠樹)