先日のハイチ戦では3失点と悔しい想いをした昌子。ブラジル戦でその時の借りを返したい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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「寒いっすね、ヨーロッパをなめてた」
 
 11月6日にフランス入りし、現地での感想を昌子源はそう話す。
 
 10日のブラジル戦に向けては、「1対1で止めろと言われても、やっぱり難しいと思う」と警戒しつつ、「1枚剥がされた時の練習はしていた。剥がされて、枚数が足りないところでどういうオーガナイズをするかは大事になってくる」とイメージする。
 
 局面の勝負で勝てるか、そこで潰せなければどうするか。昌子には苦い経験がある。
 
「ハイチ戦の1失点目、僕が前に行って潰せなくて、次に(遠藤)航のところでも潰せなかった」
 
 当時のようなディフェンスをブラジル相手に見せれば、「スコン、スコンやられる」と覚悟している。
 
 格下のハイチを相手に3失点を喫し、CBで先発出場していた昌子は悔しい想いを味わった。ブラジル戦のピッチに立って、その借りを返すことができるか。
 
 国内では1対1であっさりと抜かれるシーンはほぼ皆無。ただ今回の敵はJリーグで味わえないようなクラッキたちだ。間違いなく苦しい戦いを余儀なくされるだろう。
 
 もっとも、昨年のクラブワールドカップ決勝ではレアル・マドリーを相手に4失点はしたが、激しく競り合い、大きな手応えを感じられるバトルを演じてみせた。その貴重な経験が昌子にはある。
 
 文字通り、ワールドクラスのブラジルに対し、指揮官を納得させるパフォーマンスを披露して、レギュラー定着への足掛かりとしたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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