8日、中国メディアの重慶時報が、日本人が最も恐れていた中国人について紹介する記事を掲載した。資料写真。

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2017年11月8日、中国メディアの重慶時報が、日本人が最も恐れていた中国人について紹介する記事を掲載した。

記事は、日本がかつて、清王朝の実力を測りかねていた時に、朝鮮半島から始めて、中国東北地方へと侵攻しようとしていたと紹介。清王朝がなんら行動を起こさなかったため、日本は東北地方への侵攻を開始しようとしていたとした。

しかし、当時の東北地方には強力な軍隊を率いた張作霖(ジャン・ズオリン)がおり、日本も簡単には手が出せなかった。中でも、配下の郭松齢(グオ・ソンリン)は、すぐれた軍事能力と指揮能力を有しており、しかも強烈な愛国者で、自分が仕えるのは上司ではなく国だという意識を持った人だったという。

郭松齢は張作霖に対し、もし日本に投降するようなことがあれば、謀反を起こして決起することを表明しており、この点について日本人も非常な恐れを抱いていたという。しかし、実際のところ張作霖は日本に便宜を図っていたため、郭松齢は張作霖と対立するようになった。その後、郭松齢は馮玉詳(フォン・ユーシャン)と連携して決起したが、馮玉詳に裏切られ、結局は逮捕されて銃殺されてしまった。

張学良(ジャン・シュエリャン)は晩年、この歴史について回顧し、郭松齢について「もしも馮玉詳が裏切らず郭松齢の蜂起が成功して東北地方を統一していれば、日本人は簡単に満州事変を起こすようなことはしなかっただろう」と語ったという。(翻訳・編集/山中)