【ジャカルタ聯合ニュース】東南アジア歴訪に出発した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8日(現地時間)、最初の訪問先インドネシアを国賓として訪れ、「インドネシアをはじめとする東南アジア諸国連合(ASEAN)との交流、協力関係を4強(朝鮮半島を取り巻く米国・中国・日本・ロシア)並みに引き上げ、発展させていく」との意向を示した。

 同日夕にジャカルタ市内のホテルで、現地に暮らす韓国系住民と懇談した。文大統領はASEANについて韓国国民が最も多く訪れる海外の観光地で、貿易と投資の規模も中国に次いで2番目に大きいことに言及。中でもインドネシアを「ASEANの中核をなす国」と強調した。また、「私とジョコ大統領は人中心の国政哲学、庶民との近さや意思疎通などで似た面が多いと聞く。今後良い関係を築けるとの期待が大きい」と述べた。

 両国間で実質協力の分野、規模がともに拡大していることも強調。インドネシアに進出した韓国企業は約3000社に上り、特に防衛産業分野の協力が活発だとした。

 文大統領は両国の交流協力について「同胞の皆さんの役割と寄与が実に大きかった」と評し、来年韓国で開かれる平昌冬季五輪・パラリンピックの広報委員として周りに多くの参加を呼び掛けてほしいと述べた。

 インドネシア訪問後、文大統領は10〜11日にはベトナム・ダナンを訪問し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席。中国の習近平国家主席との首脳会談も行う。12日からはフィリピン・マニラを訪れる。13日に韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席し、未来の協力策について協議する。14日はASEANプラス3(韓中日)と東アジア首脳会議(EAS)に出席する。