肌荒れを克服した美肌ドクターが実践する食事法とは?

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体調や精神のゆらぎが肌に出やすい季節の変わり目。肌と食生活が密接に関わっていることは皆さんもご存知だろう。「教えて!goo」では、「美肌になる食事って??」という、食事で美肌にする方法の質問が多く寄せられている。

そこで今回は、お肌のプロフェッショナル・皮膚科医の日々の食生活をのぞいてみることにする。

■皮膚科医が実践する食事構成

美容皮膚科医の菅原由香子先生は、40代後半にしてツヤツヤの肌を誇る美肌ドクター。著書である『肌のきれいな人がやっていること、いないこと』(あさ出版)にもあるように、自身も20年間肌荒れに悩み、自力でそれを克服した。

まずは美肌ドクターの、ある1日の食事構成を紹介すると、

朝:ケール100%の青汁、プチトマト5個、梨1/2個
昼:食べません
夜:セリ鍋 

なんともシンプル!

朝食の青汁について、「ケールは無農薬のものをネットで取り寄せ、毎朝低速ジューサーで作っています」と菅原先生。筆者的に青汁やトマトは、美肌づくりをイメージしやすいが、気になるのが「梨」と「セリ」。

一見、栄養がなさそうにみえる梨。実はデトックスを促すといわれるカリウムが豊富に含まれているそうだ。また、肌を潤したり、取り過ぎたタンパク質を消化してくれる酵素も含まれているという。

セリは、あまり馴染みのない食品だが、体内のめぐりをよくしてくれるとのことで菅原先生は夜に摂取することが多いようだ。また、ビタミンやミネラルだけでなく、鉄、葉酸、カリウム、食物繊維と、肌にいい栄養素をもつ優れた野菜だという。

「セリはたっぷり食べます。鍋を食べる前に、生のセリも食べます」と、大のお気に入りの様子。

セリ鍋の具は、豆腐、地鶏、きのこ、にんじん、長ネギ。タンパク質をしっかり摂り、きのこや野菜でデトックス! ドクターの美肌の秘訣が、ある一日の食事から垣間見えた。

■コンビニ弁当、カップ麺は避けて

忙しいとコンビニ弁当、カップ麺で済ませてしまう人も多いのではないだろうか? 時間がなくて美肌のための理想的な食事を摂ることが難しい人に、せめて気をつけたほうがいい食事のポイントを聞いてみた。

菅原先生のおすすめは、適量の果物となるべく多くの無農薬野菜を日々の食事に取り入れること。最近は、コンビニや駅の売店でもカットフルーツや100%フレッシュジュースなどが手軽に購入できるようになった。小腹が空いたときはファーストフード店に走るのではなく、これらをうまく取り入れるといいかもしれない。

また、ランチや休日の外食の際には「チェーン店もできたら避けて、自然食がメインのレストランを利用するとよいでしょう」と助言する。ヘルシー思考が高まる現代。アレルギー原因になる可能性が高いといわれる添加物(着色料、保存料など)を排除した食生活が大事なのかもしれない。

これからやってくる忘年会やパーティーなどの飲み会シーズン。「お店が選べれば、できるだけ野菜がたっぷり摂れて、さまざまな栄養が入っている鍋が一番のおすすめです」(菅原先生)。

■酵素のススメ

最後に、菅原先生にとって大切な栄養素や食習慣を聞いてみた。

毎日欠かさない栄養素は「酵素」。酵素を摂取するために、生野菜と果物を意識して食べているとのこと。またアンチエイジングのために、抗酸化物質を豊富に含む緑黄色野菜、そしてゴマを毎日しっかり摂っているのだという。

そして、「甘いものを摂らないように気をつけています」とピシャリ。「小腹がすいたな〜と思ったときは、カロリーが少なく、満腹感も得られる乾燥大豆や海苔、ゴマをつまみます」(菅原先生)。

さすが、間食にもぬかりがない!

●専門家プロフィール:菅原由香子
すがわら皮膚科クリニック副院長。自らの肌荒れを克服した経験を活かし、患者さんのスキンケア、食生活、生活習慣の改善を重視した診療をおこなっている。クリニックには、全国各地から患者さんが訪れる。著書に『肌のきれいな人がやっていること、いないこと~月1万人を診る人気皮膚科医が自分の肌で試した本物の美肌法』(あさ出版/2014)がある。

(オダギリ)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)