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NECは11月8日、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「NEC DXソリューション」を体系化し、新たに「集客施設価値向上ソリューション」、「鉄道オペレーション&メンテナンスソリューション」、「NEC Advanced Analytics Cloud with 異種混合学習」、「NEC 映像分析基盤」の4種を製品化し、同日から販売すると発表した。

「NEC the WISE IoT Platform」は、実証環境立ち上げから本番環境への迅速な移行を実現するため、(1)効率的なデータ収集基盤とAIなどの先進の分析エンジンの活用、(2)ビルディングブロック構造による素早いシステム構築、(3)セキュアで堅牢性の高いシステム構築が可能なIoT基盤。

「NEC DXソリューション」は、NECのAI技術群「NEC the WISE」「業種アプリケーション」「共通アプリケーション」、および、それらを支えるプラットフォーム「NEC the WISE IoT Platform」で構成される。

「集客施設価値向上ソリューション」では、店舗/商業施設・ホテル・スタジアム・テーマパークなど多数の人が集まる施設において、顧客像を見える化し、施設・イベント運営者向けに適切な施策立案をAIで支援する。

顧客の属性データ (年齢・性別等)、購買・ポイント/クーポン利用情報、施設内の画像情報、天候など多様な情報を収集・一元化し、NECのAI「異種混合学習技術」により、来場者予測・売上予測・需要予測などを行う。

NECのデータサイエンティストによるコンサルティング、仮説立案、仮説に基づく小規模な実証環境による検証、MAツールの提供などを行うという。

「鉄道オペレーション&メンテナンスソリューション」では、NECのAI「テキスト含意認識」により、この鉄道オペレーションを機械学習し、最適な作業順序と復旧までの時間を提示する。また、軌道・電気・車両設備などの鉄道設備データをAI「異種混合学習」や「インバリアント分析」で解析し、将来状態の予測や、設備劣化に至る要因を提示する。

「NEC Advanced Analytics Cloud with 異種混合学習」と「NEC 映像分析基盤」の2つは

NEC the WISE IoT Platformで、同Platformは、実証環境立ち上げから本番環境への迅速な移行を実現するため、(1)データ収集基盤とAIなどの先進の分析エンジンの活用、(2)ビルディングブロック構造によるシステム構築、(3)セキュアで堅牢性の高いシステム構築を行うためのなIoT基盤。

「NEC Advanced Analytics Cloud with 異種混合学習」では、AI活用において、データサイエンティストによる「検証」、アプリケーション開発者による「導入」、ユーザによる「活用」を包括的に支援し、スキルの異なるプロフェッショナルが協働できるクラウドサービス。従来課題となっていた検証時の多様なエンジン活用による複雑な構成管理が不要になるほか、導入における分析モデルのAPI化することでAIを活用したソリューション開発を行う。エンジンにはNECのAI「異種混合学習技術」を実装する。

そして、「NEC 映像分析基盤」では、組み合わせ可能な映像分析・処理機能群を提供する。映像入力、人数、混雑度、年齢性別、顔照合などがテンプレートとして用意され、必要なものを選んで開発に利用できる。

NEC 執行役員兼CMO 榎本亮氏は、同社が取り組むDXついて、「ソリューションプロバイダとして、データを見える化し、分析し、対処することで実世界に価値を返すということだ。NECでは、人の気持ちなど見えないものも見える化していく。DXにおいては、アプリケーション、プラットフォーム、パートナー、NECの人材が基本だ」と述べた。

そしてパートナーについては、「これまでは、敵か味方見方という二元論で論じられてきたが、今後はNECのDXと同じ価値感をもつ企業と手を結び、お客様に価値を提供していく。では、NECの強みは何かといえば、AIであり、ネットワークであり、C&Cで培った技術力であり、社員によるソリューション力だ」とした。



人材の強化では、DXに向けたビジネスモデルの仮説立案、先進技術の活用検証、高度なデータ分析などの専門家集団を2018年度中にNECグループで1000人に拡充していくという。