試作した除草用カート

写真拡大

 須坂経営革新塾(長野県須坂市、新井達也会長=新井製作所専務)は、除草用カートを試作した。ネギなどの耕作専用で、既存のガーデニング用いすに比べ低床で作業しやすい。全長を延ばし車輪の軸構造を見直したことで、畝(うね)など悪路でも地面を蹴って安定して移動できる。改良を重ねて2018年夏の商品化を目指す。

 試作した「オレニノレ Z」は全長195センチメートル、幅24センチメートル。座席の高さは15センチメートルで重さは13キログラム。アルミニウム製フレームの前後を左右2組のタイヤ(直径27センチメートル)で支える。雑草を入れるバケットのほか、日傘や扇風機などを備えた。

 市販のガーデニング用は座席が高く、畝の間を数十キロメートルも移動しながら除草と回収を繰り返す農作業には向いていない。除草に特化した器具は少なく、多くの農業事業者はカートを使わず片膝をついて行う作業を繰り返し負担になっている。