今では自動車/バイクメーカーとしての認知度が高い独「BMW」だが、その歴史をさかのぼると1916年にグスタフ・オットーが設立した航空機エンジンメーカーをルーツに持つ。ロゴマークがプロペラとバイエルンの州旗をモチーフとしていることからも、同社と航空産業との結びつきの強さがわかろうというもの。

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制作者がそんな歴史を意識していたかは定かでないが、1993年モデルの『BMW R80RT』をベースにした『Amulet』は、往年のレシプロ航空機を連想させるエンジン周りの造形が印象的なカスタムバイクである。

美しい流線型のエンジン





BMWのバイクといえば、サイドにシリンダーが2つ飛び出したボクサーエンジンが特徴。このバイクもその美しさが存分に活かされている。上から眺めた時の翼を広げたようなエンジンレイアウトには、バイクファンなら思わずニンマリしてしまうことだろう。



ブラック系のカラーでまとめられたエンジンのサイドには、横並びの穴が設けられている。そのデザインは第2次世界大戦で大空を舞った戦闘機たちの排気口のように見えないだろうか。

跨りたくなるそのスタイル







エンジン以外に目を向けると、その外観は意外なほどにシンプルだ。短いシングルシートが搭載されたそのスタイルは、ストリートカスタムやカフェレーサーとしてカテゴライズされるものなのかもしれない。日常的なシーンの足としても、意外と使い勝手は良さそうな雰囲気だ。

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Amulet(Vintage Room Motorcycles)

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text塚本直樹