「国際化の発展に伴い、世界人材流動の変化は、一方的な人材流出から人材流入まで、人材の循環が形成された」とフォーブス中国支部の編集長である康健氏は分析している。

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「国際化の発展に伴い、世界人材流動の変化は、一方的な人材流出から人材流入まで、人材の循環が形成された」とフォーブス中国支部の編集長である康健氏は分析している。中国新聞網が6日付で伝えた。

11月5日、フォーブス中国と外聯出国顧問集団が共同で作った報告書「2018グローバル人材流動と資産運用のトレンド」が重慶市で発表された。報告によれば、発展に伴い、全世界での人材流動は、一体化規模の拡大、双方向トレンドなどの特徴を呈しているという。

報告では、人材流動に影響を与える要素を四つ挙げている。一つ目は人材政策である。各国の人材政策は、人材流動の壁にもなれば、インセンティブにもなりえる。二つ目は世界経済の情勢である。情勢の変化により、資源が国の間で再配置され、産業の革新に伴い、人材の流動を促進する。三つ目は社会環境である。社会環境は人材の生活と働きにおいての基本的な要素の一つだ。四つめは科学技術の革新である。技術の進歩と広範囲にわたる応用は、国際人材流動の方式を根本的に変化させる。

21世紀に入り、中国は科学技術の知識を持つ人材をより一層重視し、特に「千人計画」が実施された後、科学技術人材が中国へ流入する傾向が明らかになり始めた。中国教育部(省)の統計によれば、2016年12月末まで、「千人計画」によりすでに約6000人の海外ハイレベル人材が中国に流入した。2010年から2016年の間は、中国人留学生の帰国の割合も上昇しつつあり、2016年だけで帰国者の数が43万2500人に達したのだ。

報告によれば、2022年までに中国は国際人材流動の「変換機」となる見込みである。康健氏は、「中国は大量の留学生を送り続けると同時に、人材を流入させる強い能力も秘めている。これは人材流動の歴史において珍しい現象で、国際人材還流に必ず出現する『変換機』となる」と述べている。

康健氏は、グローバル人材流動の中、中国はこれからさらに中核的な役割を果たすことになると見込んでいる。それに伴い、中国は世界範囲での良質な教育資源をまとめ、より競争力のある職場を提供し、さらに一方向の人材流動トレンドを改善し、グローバル人材還流を積極的に促進することに役立つのだと見られている。(提供/環球網・編集/黄テイ)