影山雅永監督率いるU-18日本代表は3連勝で予選を突破。来年のアジア選手権でU-20W杯の出場権獲得を目指す。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 若き日本代表が接戦を制し、本選出場を手中に収めた。
 
 11月4日からU-19アジア選手権予選を戦っているU-18日本代表。グループリーグ初戦でモンゴル、第2戦でシンガポールを下し、最終戦のタイ戦(8日)を引き分け以上で終えれば、グループ首位が確定する状況だった。
 
 そのなかでタイ戦を迎えた日本だったが、今予選の2試合で14ゴールを奪った攻撃陣が沈黙。安藤瑞季(長崎総科大附高)と田川享介(鳥栖)の九州出身2トップを軸に攻め立てたが、前半は無得点で折り返した。
 
 後半に入ってもネットを揺らせない展開が続いたが、62分に田川が値千金の先制弾。その直後に失点を喫したものの、66分に再び田川がゴールを決めて勝ち越しに成功した。その後は要所を締めてリードを守り切った日本は、2-1でタイを撃破し、首位通過で来年の本選に駒を進めた。

 影山雅永監督は、AFCの取材に応じ「まず、モンゴル・サッカー連盟に感謝をしたいです。この大会を準備するのは非常に難しく、タフだったと思います。本当にありがとうございます」と感謝の意を示し、試合については「選手たちは非常に素晴らしい情熱を持っていましたが、思った以上に守備に時間を割かれました。ただ、選手たちは予選突破への強い思いを表現してくれました」と語っている。
 
 今予選は10グループに分かれて争われ、1位の10チームと2位の上位5チームが本大会への出場権を掴むレギュレーションで争われていた。

 日本は来年10月から11月にかけてインドネシア開催される本選で4位以内に入れば、19年のU-20ワールドカップ出場権を手にする。

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