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トヨタの自動運転技術 あくまで「慎重に」

「トヨタは自動運転技術を『確実に安全とわかるまで」』製品に投入しません」

これはトヨタの副社長、ディディエ・ルロワの言葉だ。トヨタの背後にある莫大なりソースを考慮してもなお、こういった発言をするのはかなりの用心深さである。

「リスクを負うことはできません。ですから、周りをリードしようとも思っていないのです」とルロワ。

「われわれの製品を購入するお客様は、製品が極めて安全であることを何より望みます。周りをリードして、仮に失敗が起こった場合に失う信頼のほうが怖いのです」

「極端な話、ステアリングがないクルマだって考えていますよ」とルロワ。ただし慎重なスタンスを崩さないのは以下のような理由もあるそうだ。

「そもそも事故を減らすための自動運転なのに、システムが原因の事故だってあり得ますからね。そんなクルマに乗りたいとは思わないでしょう」

「未来は描いていますけれど、われわれの実力を超えたことをするつもりはありません」ときっぱりコメントした。