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JR北海道は7日、2016年度の線区別収支を公表した。実質的な開業初年度となった北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)は54億6,000万円の赤字となった。

同社によれば、2016年度における北海道新幹線の営業収益は116億5,300万円。一方で営業費用はそれを大幅に上回り、170億5,900万円にものぼったという。営業係数は146で、これは100円稼ぐのに146円かかったことを意味する。

ただし、JR北海道の中で特別悪い数字ではなく、同社が「単独では維持困難」としている線区の中には100円稼ぐのに2,600円以上の費用を要する線区もある。利用者の多い札幌圏でも、新千歳空港の利用増などで増収となった一方、修繕費の増加や電車の増備などで営業費用が増加した結果、減益となり、営業係数は113となった。これより少ない営業係数となった線区はなく、あらためてJR北海道の経営状況の厳しさをうかがわせる結果となった。