ホンモノ素材辞典vol.1

カーボンレザーはメンズの小物やアクセサリーでは定番の人気を誇る素材。でも、どのように作られているのか皆さんご存じすか? 今回の「ホンモノ素材辞典」は、「ハイブリッドな革」カーボンレザーの秘密に迫ります!

 

耐摩耗性、耐光性、耐熱性を持つ信頼性の高い素材

開発したのは、1906年にイタリア・ヴィエッラで創業した皮革加工メーカーであるキオリーノ社。もともと同社は一般向けの製品よりも、コンベアベルトなど工業用製品を多くを手掛けているメーカーです。

 

このカーボンレザーも、もともとは自動車メーカーに納入するため開発されたプロダクト。生後6ヶ月から2年くらいまでの中牛革(参考:紳士靴やハンドバッグなどに使われるキップは生後6ヶ月から1年くらいと言われています)を下地に使い、上面に極薄のカーボンパターンフィルムを熱圧着しています。

キップに近いようなしなやかなコシを持ちながら、上面にラミネートしたカーボンフィルムは耐摩耗性、耐光性、耐熱性を持っています。さらに汗や水等に晒されてもしっかりグリップする特性を持ち、極限状態で走行することを前提としたスポーツカーのステアリングやシフトノブにも採用されていることからも、信頼性の高い素材と言えます。

 

 

これまでの常識にない新しい「ハイブリッドな革」

この素材、牛革に高度な圧着技術で二次加工を施しているため、牛革とカーボンフィルムが剥離することはほぼありませんし、ホンモノケイカクでも多くのお客様にお買い上げいただきましたが、これまで革自体が剥離したトラブルは一件もございません。間違いの許されない工業製品を手掛けてきたキオリーノ社の高い技術力の賜物ですね。

 

 

■ホンモノケイカク
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