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過熱水蒸気を使うことで、お惣菜のから揚げや天ぷらがまるで作り立てのようによみがえるシャープ「ヘルシオ グリエ」が発売されてから、約1年が経ちました。

ヘルシオ グリエは単に美味しく加熱できるだけでなく、食材の余分な油を落としながら調理したり、ノンフライ調理をしたり、フランスパンなどもふんわりと温めたりと、優れモノです。「ヘルシオ」のオーブンより価格がお手頃なこともあり、トースター代わりに購入する方も多い製品でした。

本日発表された「ヘルシオ グリエレンジ」(AX-HR2)は、過熱水蒸気による温め機能に加えて、新たに電子レンジ機能が搭載されました。発売は12月中旬で、推定市場価格は55,000円前後(税別)です。

「日常で気軽に使える過熱水蒸気オーブン」に電子レンジ機能を加え、多機能にした理由は、近頃の"総菜人気"にありました。

○お弁当や調理麺などの加熱に電子レンジ機能

ヘルシオ グリエは、過熱水蒸気を使ったウォーターオーブン機能に特化した単機能オーブンでした。過熱水蒸気は、100℃で気化した飽和水蒸気をさらに加熱したもので、250℃もの高温になるため「水で焼く」調理が可能です。

熱量が多いため、加熱する力が強く、食材の内部まで熱が入ります。脂が表面に浮き出し、余分な油が水と共に落ちることも特徴の一つ。また、温度が低い方により多くの熱を与える特性があり、冷凍食品と冷蔵食品など、異なる温度の食材も同時に加熱できます。

シャープの調査によると、2016年11月に発売されたヘルシオ グリエは、購入したユーザーの約8割が毎日使っており、当初の想定よりも総菜の加熱によく使われていたとのことです。

理由としては、共働きや少人数世帯の増加で需要が高まり、コンビニやスーパーで総菜を購入する人が増加していること、また冷凍食品や総菜が進化し美味しくなっているため、購入者が増えていることが挙げられます。

しかし、過熱水蒸気による調理が得意とする食品は、冷凍食品やお惣菜、パンに限られます。弁当や調理麺、煮魚や煮物などのお惣菜や、コーヒーなど飲み物のあたためは、電子レンジでなければ行えません。そのため、今回電子レンジ機能を追加し、より総菜や冷凍食品も美味しく加熱できるようにしたそうです。

○一回り大きくなり、トースターのような簡単操作

サイズは幅470×奥行405×高さ280mmで、従来のヘルシオ グリエよりひとまわり大きくなっています。庫内容量も約1.7倍となっており、直径24cm未満のお皿や、高さ13cm未満のマグカップも入ります。そのため、お皿に入れたシチューやマグカップに入れた牛乳などのあたためもできるようになりました。

使い方は簡単で、過熱水蒸気を使うときは水タンクに水を入れた後に火力(3段階)と加熱時間を決めてスタートするだけ。ヘルシオと同じ過熱水蒸気エンジンを搭載しており、1回あたり20ml以上の水を使います。近年増加している冷凍のお惣菜も、そのまま入れて加熱するだけで中はアツアツ、表面はサクサクに仕上がるとのことです。

前述のとおり、コンビニのお弁当など過熱水蒸気では調理が難しかったものも、電子レンジ機能で簡単に「チン」できるようになりました。W数や時間を指定しなくてもセンサーで自動加熱してくれます。もちろんマニュアル操作で指定することもできます。なお、過熱水蒸気機能と電子レンジ機能は排他仕様になっており、同時利用はできません。どちらか一方の調理方法を選んで使用します。

電子レンジ機能が加わり、従来のヘルシオ グリエよりも「ヘルシオ」に近付いたヘルシオ グリエレンジですが、オーブン機能はなく、ヘルシオほど細かい調理設定は行えない仕様です。

シャープの健康・環境システム事業本部 スモールアプライアンス事業部 調理商品企画部 荒井修平部長は「ヘルシオは一から調理したい人、ヘルシオ グリエレンジは購入した惣菜などをよく買う人におすすめです」と、両製品はそれぞれターゲットが異なることを話していました。

○コンビニのたまごサンドイッチがサクッとフワッと!

過熱水蒸気で調理された総菜を実際に試食してみました。驚いたのはコンビニのたまごサンドイッチです。よくあるふつうのたまごサンドイッチですが、中はあたたかく、外側はカリッとしていて中はしっとりふわふわ。過熱水蒸気で焼いただけですが、感動の美味しさでした。

コロッケやから揚げなども揚げたてのような美味しさでした。から揚げはしっかりと油分が落ちています。

スフレチーズケーキも、ふんわりと膨らんで焼きたてのような口どけです。家でここまで"作り立て"のようなおいしさを実現する過熱水蒸気はすごいですね。

○ヘルシオ グリエの新モデルも

過熱水蒸気のみの単機能の「ヘルシオ グリエ」の後継モデルAX-H2も同時に発表されました。こちらはお手入れが簡単になったシリコンコーティングのトレイを搭載し、庫内の清掃性を高めています。発売は11月30日で、推定市場価格は40,000円前後(税別)。