国際市場調査のリーディングカンパニーであるユーロモニターインターナショナルは7日、英国ロンドンにて開催されている旅行業界における世界最大級のイベント、 World Travel Market London (WTM)にて『世界の観光都市Top100 2017版』を発表した。 

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 国際市場調査のリーディングカンパニーであるユーロモニターインターナショナルは7日、英国ロンドンにて開催されている旅行業界における世界最大級のイベント、 World Travel Market London (WTM)にて『世界の観光都市Top100 2017版』を発表した。 

■世界の観光都市Top10

[1位]香港(中国)
[2位]バンコク(タイ)
[3位]ロンドン(イギリス)
[4位]シンガポール(シンガポール)
[5位]マカオ(マカオ)
[6位]ドバイ(UAE)
[7位]パリ(フランス)
[8位]ニューヨーク(アメリカ)
[9位]深セン(中国)
[10位]クアラルンプール(マレーシア)

 1位の香港は、延べ旅行者人数約2569万人で8年連続でトップの座を守っているものの、2016年から2017年にかけてはマイナス3.2%で減少傾向にある。

 対照的に、近年大きく伸びているのが2位のバンコク。2016年の延べ旅行者人数は2125万人だったが、2017年には9.5%増の2327万人となる見込み。

■アジアの観光都市Top10 
 
[1位]香港(中国)
[2位]バンコク(タイ)
[3位]シンガポール(シンガポール)
[4位]マカオ(マカオ)
[5位]深セン(中国)
[6位]クアラルンプール(マレーシア)
[7位]プーケット(タイ)
[8位]東京(日本)
[9位]台北(台湾)
[10位]ソウル(韓国)

 中国人旅行者の増加により、今後10年間、アジアの都市が世界の観光都市ランキング上位を占めていくと予測される。インドネシアの都市ではビザ免除などの背景が後押しし、中国人旅行者が増加すると見込まれる。

 実際の延べ旅行者人数が最も増えると見込まれるのはインドのデリー(対2016年、280万人増)で、背景には2014年に施行されたe-visaによる旅行者数の増加が挙げられる。

 韓国は、隣国である中国との情勢悪化により、2016年から2017年にかけてマイナス14.9%と大きく減少。済州(チェジュ)はこれまで、中国から物理的に距離が近いことや入国にビザが不要であること、低価格で知られるチェジュ航空の急成長により、強い成長を見せていたが、2017年にはマイナスに転じた。

 日本では、中国人旅行者の増加により東京や千葉でのホテル料金が急騰し、そのことが結果的に旅行者数増加の足かせとなった。