7日、環球網は、「外務省が最も嫌う地図を所有する男性」への取材内容を掲載した。問題の地図は尖閣諸島が中国のものであることを示しているという。資料写真。

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2017年11月7日、環球網は、「外務省が最も嫌う地図を所有する男性」への取材内容を掲載した。問題の地図は尖閣諸島が中国のものであることを示しているという。

同メディアが取材したのは歴史学者の久保井規夫氏。久保井氏は南京事件の資料を求めて中国江蘇省南京市に足を運んだこともあるそうだ。

取材では最初に江戸時代の学者・林子平が著した「三国通覧図説」を示し、同書物に付属する地図を指してこれがようやく手に入った貴重な地図であることを説明した。記事によると、「外務省が最も嫌う地図」とはこの地図のことで、「当時、琉球王国が有していたのは36の島しょのみでこの中に釣魚島(日本名:尖閣諸島)が含まれていないことを地図が示している」と解説。さらに「地図の中の釣魚島と中国大陸には同じ色が付けられている。つまり当時、日本では釣魚島が中国の領土だと認識されていたのだ」と指摘している。

記事はまた、久保井氏が差し出した薩摩藩による「琉球国絵図史料集」でも琉球王国の島に尖閣は含まれていなかったことを説明。さらに同氏が見せた海軍省水路部が1874年当時に作成した地図は英国の地図を参考に作られたことを紹介した上で「釣魚島の名称が中国語の発音で表記されている」などと指摘。「日清戦争以前、日本には尖閣を日本のものと証明できる地図が1枚もなかった」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/野谷)