通期業績予想を売上高は下方、利益は上方修正した

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 ケーズホールディングス(ケーズHD)は11月6日、2018年3月期第2四半期(2017年4月-9月)の連結決算を発表した。上期累計の売上高は期初予想に届かず3364億900万円(前年同期比102.6%)だったが、高付加価値商品の販売が好調だったことから利益面では予想を大きく上回り、営業利益は153億4300万円(137.2%)、経常利益は180億7800万円(121.9%)、純利益は124億8700万円(140.1%)だった。
 同社は5月時点で、今年度上期の売上高を前年同期比104.8%の3432億円と見込んでいたが、大雨・日照時間の減少などの天候不順が影響して、当初の予想を割り込んだ。しかし、4Kテレビの販売が好調だったほか、洗濯機や冷蔵庫では大容量の機種で販売が伸びるなど、収益性の高い商品がよく売れたことで大幅増益となった。粗利率は27.8%で前年同期(26.8%)から上昇、販管費率は23.2%(前年同期は23.4%)だった。

 商品別売上高で目立った伸びがあったのはテレビ(前年同期比105.0%)、洗濯機(109.7%)、エアコン(104.0%)など。パソコン・情報機器は前年割れ(98.1%)だったが、パソコン周辺機器(103.8%)、携帯電話(102.0%)は売り上げを伸ばした。

 同社では上期の決算内容を受けて、今年度通期の業績予想を修正。売上高は6830億円(前期比103.8%)、営業利益は300億円(117.1%)、経常利益は350億円(109.0%)、当期純利益は210億円(104.2%)とした。売上高については期初予想に対し70億円・1%の未達となる見通しだが、下期も高付加価値商品の販売は堅調に推移すると見込み、利益面では25億円以上の上方修正を行っている。(BCN・日高 彰)