iPhone Xのカメラ、8 Plusより高性能とDxOMarkが評価。望遠レンズの改良が功奏
iPhone Xのカメラは画素数こそ1200万画素とiPhone 8 Plusと共通ですが、望遠側はiPhone 8 Plusがf/2.8に対してf/2.4と口径が大きくなり、また、広角・望遠どちらも光学式手振れ補正に対応するなどスペックの強化が図られています。

そのiPhone Xのカメラを、画質評価装置や画像処理ソフトを手がける「DxO」が評価。結果は97でした。評価時点で過去最高を更新した Pixel 2の98には1ポイント及ぼなかったものの、iPhone 8 Plusの94を大きく上回るスコアです。さらに、静止画だけの評価では101ポイントとモバイル部門過去最高の評価を得ています。

DxOMarkのスコアは静止画と動画、2つの評価を総合して評価されます(2つの平均点ではありません)。iPhone Xは静止画では101とPixel 2の99を超えるスコアを記録したものの、動画の評価が89と振るわず、総合ではPixel 2の後塵を拝する結果となりました。ちなみにPIxel 2の動画評価は96。総合で97はHUAWEI Mate 10 Proと同点です。

iPhone XはiPhone 8 Plusと比べて、ズームのパフォーマンスが大幅に向上。露出、カラー、テクスチャ、ノイズ、アーティファクトでも優れていると評価されています。

▲高コントラスト時の撮影サンプル。iPhone Xは空の色がきれいに出つつ、手前の植物の色も再現されています。



▲低照度時のズーム撮影サンプル。素人目には何がどう違うのか判断が難しい。

静止画の評価が高い一方で、動画については、低照度下で露出不足になることがあり、輝度ノイズが顕著になるとのこと。また、歩行時の手振れ補正に難があるともしています。

DxOのモバイル部門の評価であるDxOMark Mobileは、1500を超える写真撮影と2時間以上の動画撮影を通じ評価されます。ある程度の客観性は見込めるものの、最終的な評価は人間が行っており、この結果が絶対というわけではなく、あくまでも参考の一つ。

最終的には、一部のプロではなく、大多数の一般人がどう感じるかで評価が決まるのかもしれません。ただ、本誌の実機レビューでもカメラ性能は高く評価されており、とくに望遠側の改良は好印象のようです。

iPhone Xの国内最速実機レポート。Face IDやカメラの実力をチェックしつつ秋の長野を旅してみました

iPhone X review: Embrace the new normal(米Engadget)