三浦知良(写真:gettyimages)

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7日放送、NHK「グッと!スポーツ」では、フットサル日本代表・森岡薫がゲスト出演。2012年にフットサル日本代表として一緒にプレーした三浦知良も「ゴールにいく意欲、パワー、そういうものはレベルが違いました」と絶賛する38歳が、得点力の秘密やカズへの想いを語った。

素早い反転や強いフィジカル、北澤豪氏が「ボールがかわいそう」と表現するほどの重いシュートを武器に持つ森岡。「キーパーが顔面で喰らって失神した」と苦笑いを浮かべたが、自身のプレースタイルについては「足元(の技)がそんなにない分、パワーでなんとか補う」と説明した。

だが、そんな彼のルーツは決して平坦なものではない。ペルーの出身でもある森岡は、12歳の時、治安の悪化が深刻となった同国から逃れるように来日するも、馴染めず。日本でも荒んだ生活を送っていたという。

それでも21歳でフットサルを始めたことが人生の転機に。幾つかのフットサルクラブで経験を積むと、2007年のFリーグ発足後、その才能が開花。今や4度の得点王に輝くリーグを代表する選手となった他、2012年に帰化の申請が認められると、念願の日本代表入りも。同時期にフットサルに挑戦していた三浦とともにフットサルW杯に出場している。

この時、初の日本代表入りでプレッシャーを感じていた森岡は、三浦から「今日、お前が決めるんだ」と言われたことがきっかけとなって奮起。ポルトガル戦で2ゴールを挙げることができた。

当時45歳でフットサルに挑戦した三浦について訊かれると、「試合の後、(カズを)見ると傷だらけだった、膝とか。やっぱフロア慣れしてないんで。体を投げ出したりしてスライディングまでして激しく戦ってきた姿。言葉はいらなかった。それを見て俺は何を悩んでんだってなりました」という森岡は「だから、いまだにカズさんはお手本」と尊敬の念を込めて語った。