(c) Yevgen Timashov/Image Source RF /amanaimagesBaikal LakeYevgen Timashov/Image Source RF

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 世界最高の透明度、深度世界一、世界最古の湖・・・
 さまざまな呼称を持つのが、ロシア・シベリア地方南東部に位置する「バイカル湖」(Lake Baikal)だ。湖だが、幅は狭いところでも約40kmあり、南北の長さは600km以上。そして湖全体の大きさは琵琶湖の49倍もあるといわれている。深さ40mまでの透明度。1,600m以上の深度。2500万年前に形成された断層湖など、バイカル湖には多くの特徴があるが、その中でもここならではの特徴といえば、固有の生物群だろう。“ロシアのガラパゴス諸島”ともいわれているバイカル湖には、世界で唯一、淡水に生息するバイカルアザラシのほか、バイカル湖固有の魚でサケの一種であるオームリなどが存在する。1000種以上の生物のうち、ここバイカル湖固有の種は実に多い。また、世界一の透明度を誇るバイカル湖の水は、凍るとエメラルドグリーンの色彩を放ち、冬場は夏季とは違う趣を見せてくれる。

 シベリア地方はけっして日本から行きやすい旅行先ではないが、日本に一番近いヨーロッパにあたり、直通のチャーター便などを使えば飛行時間は約6時間だ。

 貯水量世界最大。世界の淡水の約4分の1が集まるバイカル湖は、1996年に世界遺産に登録されている。“生物進化の博物館”とも呼ばれる「シベリアの真珠」バイカル湖。一度訪れる価値はありそうだ。

(M.O.)

■アクセス

日本からバイカル湖へは、シベリアの都市イルクーツクへ飛ぶのが一番便利。(ロシアの首都モスクワも訪問する予定であれば、モスクワ-イルクーツク間は直行便がある。)ツアー会社がチャーターする直行便を除けば、日本からは韓国や香港などを経由する必要がある。イルクーツクからバイカル湖の町リストビャンカまでは車で約1時間。

■HP

UNESCO:http://whc.unesco.org/en/list/754/(一部日本語)