◇トランプ氏に変化か 北朝鮮に「交渉」促す

 アジア歴訪中のトランプ米大統領が韓国訪問初日の7日、北朝鮮に対し「交渉のテーブルに出てきてわれわれと合意を導き出すのが良い」と、「交渉」を前面に押し出した。また、「現時点では北朝鮮が正しいことをできるようにするのが重要だと思う」と述べた。これまでは「軍事オプション」のカードをちらつかせるなど強硬一辺倒だったが、この発言からは相当な変化がうかがわれる。北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向け新たな突破口を見いだすことにつながるか注目される。

◇トランプ氏きょう韓国国会で演説 北問題対応への言及に注目

 韓国を訪問しているトランプ大統領は8日午前11時、ソウルの国会議事堂で演説する。米大統領の韓国国会での演説は7回目で、1993年7月以来、約24年ぶり。トランプ氏は約20分間の演説で、インド太平洋地域の安全保障で一つの軸をなす韓米同盟の関係全般を評価した上で、北朝鮮核・ミサイル問題に断固として対応する姿勢を打ち出すとみられる。

◇文大統領きょうインドネシアへ 8日間の東南ア歴訪

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8日、東南アジア歴訪へ出発する。8日間の予定。10日までインドネシアを国賓訪問した後、11〜12日にベトナム・ダナンでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、13〜14日はフィリピン・マニラで東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)首脳会議と東アジア首脳会議(EAS)に出席する。

◇「中国人観光客が戻ってくる」 観光業界に活気

 韓国の観光業界が中国人観光客の増加に期待し、団体客を迎える準備を進めている。在韓米軍への米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」配備に反発した中国が3月に韓国への団体旅行を禁じて以降、中国人客の急減に苦しんできたが、韓中の両政府が10月31日に関係改善に合意。今週ベトナムでのAPEC首脳会議を機に韓中首脳会談も予定されるなど、THAAD問題によるあつれきは解消に向かうムードだ。韓国政府はこのほど民間との懇談会で、中国人客の誘致を含む観光市場活性化策を発表している。

◇文政権の次官級以上の高官 資産は平均1億7千万円

 文在寅政権下の行政機関の次官級以上と青瓦台(大統領府)首席秘書官以上、計67人の高官の資産は平均16億5998万ウォン(約1億7000万円)と集計された。企業情報などを提供するウェブサイト、CEOスコアが8日、分析結果を発表した。これら高官の出身校をみると、ソウル大、高麗大、延世大の名門3校が多いという。