マンチェスター・Cで絶好調のフェルナンジーニョ。日本戦で実力を証明し、一気にレギュラーの座を掴むか。(C)Getty Images

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 いよいよ金曜日に迫った日本代表vsブラジル代表の一戦。ビッグスターが集結するセレソン(ブラジル代表の呼称)は月曜日にパリ市内でトレーニングを開始し、調整に余念がない。
 
 翌火曜日のプレスカンファレンスには、マンチェスター・シティのセントラルMF、フェルナンジーニョが登場。チッチ現政権下でコンスタントに出場を重ねてきたレギュラークラスだが、ここまでカゼミーロ、パウリーニョ、レナト・アウグストの中盤センタートリオの牙城を崩すには至っていない。そんなダイナモが、シティでの好調ぶりを買われ、日本戦でのスタメンが濃厚となっている。アウグストに代わり、インサイドハーフの一角を担いそうなのだ。
 
 選手本人が明かしたのは、日本戦の位置づけと自身の役割について。ブラジル最大のメディア『Globo』が報じている。
 
「監督とは前にサンパウロでゆっくり話したし、こっちに来てからも意見交換をしている。僕の特長は絶え間なく動いてボールポゼッションを促進し、時には長い距離のパスを出して局面を変えるというところ。それは監督も分かってくれていて、レナト・アウグストとは明らかに異なる部分だ。チームはいま、バリエーションを増やす必要がある。日本戦はその格好のテストになるだろうし、中盤のバランスをどう取るべきかをよく考えながらプレーしたい」
 
 昨年6月に就任したチッチ監督は、この32歳のMFに大きな期待を寄せている。4-3-3システムの中盤センターでカゼミーロとフェルナンジーニョを同時起用し、そこにフィリッペ・コウチーニョを加えたオプションを試したかったようだが、リバプールの技巧派はハムストリングを傷めているため、日本戦の出場が見送られる。そちらは4日後のイングランド戦でテストされる予定だ。
 
 フェルナンジーニョにとっては、ロシア大会が2度目のワールドカップとなる。前回の地元ブラジル大会では、メジャー大会特有の困難に直面したという。
 
「もし2週間後にワールドカップが開幕するなら、僕にとってもセレソンにとってもどんなに良いだろうか。みんな調子が抜群だし、最高のパフォーマンスを見せられるだろう。でも実際のワールドカップはシーズンが終わった後にやって来る。みんな疲れ切っていて、コンディションもまちまちさ。そこで戦い抜くためにはチームの一体感はもとより、いろんな戦い方ができなければいけないんだ」
 
 プレミアリーグの首位を快走するシティの中軸は、ハリルジャパンとのゲームでどんな“違い”を示すのか。大注目の一番は、日本時間の金曜日午後9時にキックオフされる。

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