大人だってたまには、居酒屋でワイワイガヤガヤ騒ぎたい夜もある。ただ、学生で騒がしい居酒屋ってわけにはいかない…。かといっていつも居酒屋感覚で使っているカジュアル割烹みたいなところじゃ騒げない。

そんな渋谷ワーカーの駆け込み寺が桜丘町にある。渋谷駅からほど近く、料理のクオリティは超一流、そして喧騒こそ最大のBGMと言わんばかりにノリがいい外国人スタッフが笑顔で迎えてくれる。

まるで海外かのような雰囲気が漂うレストランの楽しさを渋谷で働く大人たちに是非体感して欲しい!




ネパールの家庭料理が堪能可能!このレアな食体験が大人を豊かにする
『ネパリコ』

セルリアンの裏手、桜丘町の奥へと足を向けると、ふわりと漂ってくる食欲をそそるスパイスの香り。ここ『ネパリコ』がその香りの出処だ。

7年前、オーナーのバダムさんが「本当のネパール料理を日本の人に楽しんでもらいたい」とオープンさせた同店。



ネパールを代表する料理「モモ」¥600。餃子に似ており、挽き肉、ニラ、玉ネギなどからなる餡を皮で包み、蒸し上げる


インドの隣で山岳地帯ということから、ネパールの食は辛くてがっつりした食をイメージするが、そうではない。シェフのスーレイさんが手がけるのは、庶民の味・家庭料理を意識したもの。

野菜をふんだんに使い、スパイスは辛さのためではなく香りと食材の味わいを引き出すために加え、毎日食べられる優しい味わいのネパール料理を楽しませてくれる。



薄く伸ばして干したご飯の周りに、肉、野菜、魚などを盛り付けた「サマエバジセット」¥1,500。



米粉を薄く引いて焼き、その上に挽き肉と卵をのせた「チョタモリ」¥700。



アルコールは軽快な飲み口の「ビール」¥680、程よい甘みの「ラム」¥600、ヒエから作る焼酎「ロキシー」¥600などが揃う


またネパールの多くの食堂で使われているランプを店内の照明に使用するなど、どこかホッとする空間にもなっているのだ。

ヒマラヤに劣らず、険しいシーンが連続するビジネスの場に身を置く大人なら、心身をリフレッシュさせるために桜丘町の奥にあるネパールへ旅をしてみてほしい。


まるで南米トリップ!店も料理も本場完コピなペルー料理



本国のレストランを完コピレベル!渋谷で南米トリップしてみない?
『ミラフローレス』

満を持して旅行とまではいかないが、南米とはどんなもんか?と少しでも思ったら、迷わず桜丘町の坂道を登るべし、だ。

そこにはペルー料理の同店があるのだから。

店主はなかなかのこだわり派で日本で手に入る食材で応用せず、トウモロコシや唐辛子は敢えてペルーから輸入。作り置かず、料理はすべて注文を受けてから作るという。



牛肉と玉ネギ、さらにフライドポテトを炒め合わせた「ロモ サルタード」¥2,000


ペルー人シェフのビクトールさんの誠実さと、自国の料理へのプライドがなせる技だ。

とはいえ、やはり南米の一員。ワイン、ビール、ブドウを原料としたペルーの蒸留酒ピスコといったアルコールも数多く用意。



イカ、白身魚などをレモンでマリネし、トウモロコシを添えた「セビチェ ミクスト」¥1,800


料理と一緒に楽しみ、いつしか陽気に盛り上がれる仕掛けも忘れない。さらに仲間と出かければ一層盛り上がること間違いなしだ。

旅行に行かずともペルー人の素敵な人柄に触れられる。同店は日々の忙しさの中で忘れがちな大切なことを、美食と酒を楽しませながら教えてくれる名店なのだ。



ペルーから取り寄せる紫トウモロコシジュースを使ったデザート、「マサモーラ モラーダ」¥500。



現地の雰囲気漂う看板。この看板を目印に日本で働く現地の人たちが本国の味を求めて集まっているという。


おなじみのタイ料理とベトナム料理も桜丘町はハイレベル



ここに猥雑さは皆無!お洒落な大人が集うタイがここに
『タイ料理研究所』

ホワイトとウッドを基調とした清潔感のある内装だが、飾られたオブジェがタイを感じさせる。そんな空間で流れる賑やかなタイポップスに耳を傾けて、洒脱な大人たちは今夜もシンハーを流し込む。

異国気分を味わいつつ、身も心もなじませていくと、いつしかバンコクの喧騒の中にいるような気分になってくる。



ココナツミルクがよく効いた味付けでグリーンとレッドの色目も美しい。辛さは好みで調節できる。¥1,100


グリーンカレーの味は、ココナツミルクがほどよく効いた味付けで、こぶみかんの葉とスイートバジルのスパイスがふわっと香る上品仕上げだ。

そして、米がうまい。タイのイサーン地方(東北地方)からスースーライス(ジャスミンライス)を輸入。現地に米探しに出かけるほどで、米の違いが味の違いに表れている。

もうひと声、違うタイを楽しみたいなら、現地産の白ワイン「モンスーンバレー」を合わせて。注目を集める狄薫淌拌咼錺ぅ〞のなかでもタイはトップクラスの評価だ。軽めのフルーティーさが料理の辛さとスパイスにマッチする。





本国よりも手をかけた、ベトナム料理を渋谷でいかが?
『ハノイのホイさん』

モッ、ハーィ、バー、ヨーのかけ声が時折、聴こえてくる。「乾杯」の発声だ。地元の味を求めるベトナム人のお客たちと、ヘルシーフードを求めるOLの姿が猊垰弋〞に共存する景色は、ここ『ハノイのホイさん』ならでは。

名物のフォー(平たい米粉麺)は出汁を取って作る。ボー(ビーフ)のフォーは牛テール、ガー(チキン)のフォーは鶏ガラを12時間も煮込む。



新鮮なパクチーが気持ちをリフレッシュさせてくれる、牛肉(ミディアムレア)のフォー¥900。ベトナム直輸入麺はタピオカ入りでもっちり食感


ベトナムは戦争が長く、戦時は時間をかけて料理を作ることができなかったという。なので、「平和な町で食べるフォーは添加物なしで丁寧に作りたい」との思いが表れた。味はまろやかで深みがあり、リピーターがハマるのもムリはない。

テーブルに置かれた「ヌクチャム」はベトナム料理ならではの調味料。小魚と塩を漬け込んで醗酵させた魚醤を数滴垂らすと、また違った味わいが立ち上ってくるのも楽しい。




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