ブラジル戦当日に23歳の誕生日を迎えるFW浅野拓磨

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 そのインパクトは強烈だった。16年7月30日、リオデジャネイロ五輪前最後の強化試合としてブラジルと対戦したリオ五輪日本代表。日本代表FW浅野拓磨(シュツットガルト)も後半開始から途中出場したが、「結果は0-2だったけど、点差以上の差を見せつけられた。何もできなかった印象がある」と、1年前の記憶は今なお鮮明に残っている。

「A代表で戦ったらどうなるかは楽しみ。自分たちよりまさっている選手が多いのは間違いない。100%チャレンジャーとして臨みたい」。10日のブラジル戦(リール)は守備から入り、攻撃はカウンター中心となることが予想されるが、だからこそ浅野のスピードを生かしたい試合でもある。

「どういう試合になるかはやってみないと分からないけど、ある程度(ボールを)握られる中で、奪ったあとの攻撃で(スペースを)突いていければ」。来年のロシアW杯本大会を見据えても、チームとして一つの試金石となる試合。ピッチに立ったときは自分の特徴を出していきたいし、決してできないとは思ってない。ブラジルやベルギーが相手でもやれる自信はある」と言い切った。

 ブラジル戦当日に23歳の誕生日を迎える浅野。バースデーゴールへの期待も高まるが、「自分のゴールで祝うというより、ゴールで両親に『ありがとう』と言いたい」と白い歯をこぼした。

(取材・文 西山紘平)


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