練習中に笑顔を見せるMF倉田秋

写真拡大

 フランス・リールで合宿中の日本代表は7日、10日の国際親善試合・ブラジル戦に向けて練習を行った。報道陣に公開された冒頭部分は全25選手で調整。前日6日はコンディション調整のため室内で別調整だったMF倉田秋(G大阪)、MF長谷部誠(フランクフルト)、FW興梠慎三(浦和)、MF遠藤航(浦和)の4人も参加した。

 右足小指を痛めている倉田だが、「痛めてから2週間経っているし、前回の試合も出ている。問題ないし、薬を飲めば全然できる」と強調。痛みを抱えながらプレーを続けている。

 10月6日のニュージーランド戦(2-1)で代表初ゴールを決めると、同10日のハイチ戦(3-3)では2試合連続ゴール。「1点取るまでは時間がかかるというか、今はリラックスできて、力を出せるメンタルになっていると思う」と充実の表情も浮かべる。

 今回、攻撃的MFとして招集されたのは倉田のほか、ハリルジャパン初招集のMF森岡亮太とA代表初選出のMF長澤和輝。長らく日本代表を牽引してきたMF香川真司が落選した。俄然、倉田への期待も高まるが、「競争は毎回あるのが当たり前。練習からアピールしないといけないし、最初から出るのも途中から出るのも関係ない。出たときに自分に何ができるか。そこに集中してやりたい」と、自身のスタンスは変わっていない。

 ブラジル相手に3試合連続ゴールとなれば、これ以上ないアピールだが、「そういうレベルのチームじゃない。自分にできることをやって、その中でゴールが生まれればいい」と冷静だ。「未知の相手だし、体感したことのない相手」というブラジルとの初対決に「今はワクワクしかない。楽しみで仕方ないけど、ボコボコにされたら意味ない。自分の力を思い切り出して、そうすることで得るものも多くなると思う。全力で戦いたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)


●2018W杯ロシア大会特集ページ