リアルタイム遠隔地連携のイメージ(画像: 富士通の発表資料より)

写真拡大

 富士通は6日、異言語の話者や聴覚障がい者も含む複数人間でのリアルタイムコミュニーションを可能にするツール「FUJITSU Software LiveTalk (LiveTalk)」に遠隔地との連携機能を追加したと発表。方々で推進されている働き方改革を支援するべく、11月10日より販売を開始する。

【こちらも】富士通ら、AIの推定根拠を説明する技術を開発 企業の説明責任に朗報か?

 LiveTalkは発話した人の音声を認識し、即座にパソコンやスマートフォンといった端末にテキスト化して表示する製品だ。目で確認できるテキストへと発言を変換するため、聴覚に障がいがある人はより円滑なコミュニケーションがとれるようになる。

 また、言語の異なる人とのコミュニケーションに際しては19カ国語の翻訳機能が役立つ。英語や中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、アラビア語など、対応範囲は幅広い。

 今回ツールに加えられたのは、遠く離れた場所にいるグループメンバーもその対象とする機能。従来だと同一アクセスポイント、同一セグメント内という制限があったが、パブリッククラウド上に中継サービスを構築することで、メンバーが遠隔地にいてもリアルタイムなテキスト表示や多言語翻訳機能を発揮できるようにした。

 新機能を備えたLiveTalkは、それぞれ異なるライフスタイルをもつ社会人のための働き方改革、ならびに外国人との国際的なコミュニケーションが求められる状況にて用いられる見込み。例えば在宅作業やサテライトオフィスでの労働時など、直接顔を向かい合わせていない人々との意思疎通をこれまでより柔軟に行えるようになる。

 さらに、複数の拠点間での会議でも大きな効果が期待できる。もし海外拠点が含まれていても支障はない。タイムラグなしの音声認識とその翻訳機能、すぐに表示されるテキストがストレスのない進行に寄与する。

 なお、リアルタイム遠隔地連携機能の利用にはMicrosoft Azureが必要となるが、それ以外にもオンライン会議「Skype for Business」と連携可能。音声の文字化で聞き逃しを防ぐことができる。