三越伊勢丹HDの杉江社長

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 三越伊勢丹ホールディングスが11月7日、早期退職支援制度「ネクストキャリア制度」の退職金積み増しと対象年齢の拡大を公表した。同日発表した3カ年経営計画の中の構造改革、収益体質の強化に向けた施策の一つだ。
 同社は90〜93年のバブル期に総合職を通常年度の3〜4倍採用しており、バブル入社組のコストが課題になっている。通常、総合職採用の社員の30〜40%は部長級クラスになれるが、バブル期入社組は10%も部長職につけていないという。杉江俊彦社長は「採用した会社の責任として、この年度の方に選択肢を提案することは会社の義務」とし、対象年齢の下限を50歳から48歳に引き下げるとともに最大5,000万円の退職金の積み増しを実施。11月1日から応募を開始している。
 なお同社は、不採算事業の改革に伴い「アナスイ(ANNA SUI)」や「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」などを展開する子会社マミーナの清算を併せて発表した。