ホンダ、バングラデシュで2輪車工場の建設を開始

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 ホンダのバングラデシュにおける2輪車生産・販売合弁会社であるバングラデシュホンダ(Bangladesh Honda Private Limited)は、更なる生産・販売台数拡大を目的に新工場の建設を決定、同国ムンジコンジ県で11月5日に鍬入れ式を行った。

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 式典にはバングラデシュ政府のアミール・ホセイン・アムー工業大臣、日本政府から泉裕泰バングラデシュ大使、ホンダからは青山真二アジア・大洋州本部長、バングラデシュホンダからは石井祐一朗社長が参列した。

 バングラデシュホンダは、2013年に2輪車の組み立てを開始。今回建設する新工場は2018年後半に完成車組立能力10万台規模の稼働を開始。そこから、生産能力を拡大していき、2021年までには20万台にする予定だ。今回の新工場建設にあたり、ムンジコンジ県アブドルモネム経済特区に10万平方メートルの土地を購入。工場建設、土地購入などに投資した額は約23億タカ(約32億円)、稼働開始時の工場の従業員は約340名を予定。

 今回の工場建設はバングラデシュホンダにとっては大きなチャンスとも言える。バングラデシュ政府は今年、2輪車産業の活性化の一環として、現地生産・部品調達を拡大させる企業に対して輸入部品関税の引き下げを実施したからだ。輸入部品関税の引き下げに伴い、2輪車の販売価格が下がる傾向にあり、市場は急激に拡大。ホンダがバングラデシュでの生産活動を強化することによって、同国の2輪車産業の発展にも貢献することになる。拡大するスピードが速く、将来性が高いバングラデシュの2輪車産業。日本が誇るホンダの実力が発揮されることに期待したい。