王塚装飾古墳/天神山古墳/ホーケントウ古墳巡り&土器洗い・接合体験!

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6回目となる「きゅーはく女子考古部」の10月の活動は、「古墳めぐり&土器洗い・接合体験」でした。晴れたら遺跡発掘体験をする予定でしたが、この日はあいにくの雨。スケジュールを変更して、福岡県桂川町の王塚古墳を訪ねました。

駅に降りてまず見つけたのはこちらの案内板。

この地域には、現在までに7基の前方後円墳が確認されているのですが、特に装飾古墳として有名な国の特別史跡が「王塚古墳」。駅から徒歩5分の場所にあります。

近くには王塚装飾古墳館があり、ここでは、実物大で発見当時の色彩鮮やかな壁画を見ることができるなど、王塚装飾古墳について詳しく知ることができます。公式サイトはこちら

古墳館のすぐ近くに墳丘があります。

王塚古墳の南東約1kmの位置に「天神山古墳」があり、まずはそちらを訪れました。

全長68mもある大きな古墳で、全体像がなかなかイメージできません。

墳丘の上でポーズをとる部員も。

現在までのところ、埴輪などは見つかっておらず、埋葬施設の位置についても未確認とのことですが、王塚古墳(6世紀)以降の6世紀半ば〜後半の古墳ではないかと考えられているようです。天神山古墳は、遠賀川上流域の6世紀半ば〜後半に築造された前方後円墳としては最大の規模で、この時期の地域の代表者が埋葬されているのではないかということでした。

天神山古墳の全体図

まだまだ謎が多い天神山古墳の次に訪れたのは、ホーケントウ古墳(飯塚市)。こちらは調査中のため、ビニールシートで覆われていました。

墳丘の上に「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」という密教系の供養塔が立っていましたが、

ほうきょういんとう

ホーキョーイントウ

ホーケントウ

という風になまってこの名前になったそうです。

宝篋印塔

この後、部員たちは王塚装飾古墳館内と古墳を見学。続いて、古墳や遺跡から出土した土器の破片についた土を取り除く「土器洗い」に挑戦したり、割れた土器を元の形に復元する「破片の接合作業」に取り組みました。

あいにくの天候不良で発掘体験はできませんでしたが、発掘した土器をどのように復元していくのか、その過程を学んだ1日でした。

次回は、板付遺跡で古代食体験に取り組む予定です。お楽しみに!

※きゅーはく女子考古部の詳しい活動内容は、九博ブログをチェック!