台風23号(アジア名:ダムレイ)の影響で冠水したベトナム中部ホイアン市内(2017年11月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を数日後に控えたベトナムに豪雨や洪水をもたらし、南部から中部沿岸にかけて大混乱を招いている台風23号(アジア名:ダムレイ、Damrey)による死者は、7日現在で69人となった。当局が発表した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領らが出席するAPEC首脳会議は、中部ダナン(Danang)で開催される。

 同市は最悪の事態は免れたが、特に大きな被害が出ている複数の省は泥水に漬かり、今週末にAPEC首脳夫人らが訪れる予定となっている世界遺産(World Heritage)の古都ホイアン(Hoi An)も冠水している。

 ベトナム政府によると、台風23号が4日に上陸して以来、洪水や土砂崩れに巻き込まれたり船が転覆したりするなどして、7日までに69人が死亡した。さらに30人が行方不明だという。

 一部地域では依然豪雨が続いて河川の流れが激しさを増しており、貯水池の水位もほぼ最高に達していることから、当局は警戒を呼び掛けている。
【翻訳編集】AFPBB News