クルマの前後に装着されているナンバープレート。正式な名称は登録車に取り付けるものを「自動車登録番号標」といい、軽自動車に付ける物を「車両番号標」と呼びます。ナンバープレートは2枚1組となっており、全く同じナンバープレートは1組しか存在しません。

このナンバープレートには一体どのような情報が記されているのでしょうか。

ナンバープレートには地名、分類番号、ひらがなそして一連指定番号の4つの情報が記されています。

まず地名ですが、現住所を管轄している運輸支局もしくは自動車検査登録事務所の所在地を表す地名が記載されます。なお、軽自動車の場合は軽自動車検査協会でナンバープレートの交付を受けますが、地名は軽自動車検査協会の所在地ではなく、登録車と同様に運輸支局もしくは自動車検査登録事務所の所在地の地名となります。

運輸支局や自動車検査登録事務所の数は都道府県の面積や車両台数によって異なり、北海道は7カ所、東京は5カ所、愛知県や福岡県などは4カ所となっていて好きな地名を選ぶことはできません。2006年以降にご当地ナンバーが導入され、富士山などが追加されています。しかしご当地ナンバーも一般の地名ナンバーと同様に対象となる市町村に住所がなければ交付されません。

分類番号とは一番左の桁が自動車の種類や用途の区分を表し、分類番号が3桁の場合下2桁で一連指定番号が希望ナンバーかそうではないかを区分しています。

1ナンバーは普通貨物車、2ナンバーは普通乗合車。3ナンバーは普通乗用車。4・6ナンバーは小型貨物車・軽貨物車、5・7ナンバーは小型乗用車及び乗合車・軽乗用車。8ナンバーは特種用途自動車、9ナンバーは大型特殊自動車。そして0ナンバー大型特殊自動車のうち建設機械となっています。

ひらがなは分類番号と目的は同じで自動車の用途を区分するために採用されています。登録車の場合「わ」と「れ」はレンタカー。営業車や社用車などの事業用のクルマには「あ行」と「か行」そして「を」を使用します。そのほかは自家用となります。軽自動車は事業用が「り」「れ」。レンタカーが「わ」登録抹消用が「ろ」と登録車とは取り扱いがことなります。なお、「お」「し」「へ」「ん」は使用されません。

最後はナンバープレートに記載された4桁の数字の一連指定番号です。一連指定番号は「・・・1」から「9999」まであり、ナンバープレートの登録・変更の申請順に交付されます。1999年から普通車に希望ナンバー制(軽自動車は2005年)が導入され、一連指定番号に好きなナンバーを付けることになりました。

さらにナンバープレートは記載される文字による分類だけでなく、ナンバープレートの色と文字の色でも分類されています。普段何気なく見ているナンバープレートですが、このように様々な情報が掲示されているのです。

(萩原文博)

意外と知らないクルマのナンバープレートに記された意味【豆知識】(http://clicccar.com/2017/11/07/528781/)