韓国政府が、今年の7月と8月に中国の北京で北朝鮮と実務接触を行っていたと、韓国の東亜日報が7日、複数の情報筋の話を引用して報じた。

韓国政府は北朝鮮との交渉の経験がある当局者を派遣し、北朝鮮政府も格を合わせた人物を派遣した。ある情報筋は、北朝鮮が関心をもつような人物を選んで派遣したが、国家情報院(諜報機関)の関係者ではないとのことだ。

政府は否定

この席で北朝鮮側は、文在寅大統領が吸収統一の象徴であるドイツで平和統一構想「ベルリン構想」を発表したことと、日米中露など周辺各国に特使を派遣しておきながら北朝鮮には派遣しなかったことに強い不満を示したという。

さらに、これとは別に、民間の専門家も北朝鮮当局と接触していたと東亜日報は報じた。

この報道について韓国統一省の当局者は「把握した限りでは事実でない」と否定しつつも「政府レベルで南北間が会ったことはない」と含みを持たせている。

一方、ロイターは米国防省のジョセフ・ユン対北朝鮮特別代表が「ニューヨーク・チャンネル」を通じて北朝鮮の国連代表部と接触していると、国務省高官の話を引用して報じている。この高官は、米国が北朝鮮を外交的に屈服させるか、さもなくば軍事行動に出るかの二者択一を追求しているという見方は「間違っている」と述べた。

さらにティラーソン国務長官は9月、北朝鮮との間に2〜3の対話チャネルを持っており、北朝鮮に話しかけることができるし、実際にそうしていると述べている。